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ココナッツウォーター

ここ数日風邪をこじらせ、発熱を久しぶりに体験、
ベッドから起きるのも関節が痛くて勘弁な日も
ようやく本日終わり、散歩と夜ごはんの買い物くらいは
のんびりと我が犬を引き連れて歩くくらいの気力が出てきました。

私は基本喉から風邪が始まるタイプ。
唾を飲み込むのも嫌な程喉が痛くなり、
なぜか風邪を引いている最中は、水の味が好きじゃなくなり、
味付きの飲み物を欲しくなります。
生姜湯、チャイ、フレッシュジュースやグリーンスムージー、
ベロッカ(しゅわしゅわするビタミンタブレット)など、
どうしてかほんのりと甘さが付いている飲み物たち。

そして今回の風邪から活躍しているのが
ココナッツウォーター。
インドでもタイでも、生のココナッツを割って、
そこにストローをさして飲んでました。
バンコクの定宿ホテル”メトロポリタン”では
ルームサービスでもこのフレッシュココナッツウォーターが頼めるので、
朝ごはんを部屋で食べる時もココナッツウォーター。
レストランのバッフェ朝ごはんにいけば、これが飲み放題の天国です。
オーストラリアでは1リットルパックで6ドル近くする高級ドリンクなので、
ついつい朝ごはん時に飲み過ぎてしまうほど。
が、タイやインドでは、屋台で安く簡単に買えます。
我が家周辺のスーパーでは、ココナッツ1つ2.9ドルなので、
コーヒーよりかは安いですが、まあいいお値段します。

このココナッツウォーターですが、
天然のスポーツドリンクと呼ばれる程、身体への吸収率がよく、
さらにスポーツドリンクよりも糖分もカロリーもずっと低い。
(スポーツドリンクの糖分の高さの悪評は有名ですが)
さらに何かの成分はココナウォーターの方がずっと高く
疲労回復にもベター。

なのでオーストラリアに戻り後は、
毎朝のヨガレッスンの後やバレエレッスンの後は、
ココナッツウォーターで水分を補給するようになりました。

少し甘いくらいでそんなにクセもなく、
テクスチャーもさらっとしているので、
個人的には美味しいくらいの感覚で飲んでますが、
好みはあるようで、我がパートナーは「好きじゃない」そうです。

スーパーでもいろんなブランドが手に入るようになりましたが、
ラベルで中身をチェックすることをお忘れなく。
東南アジア系から輸入されている缶入りココナッツジュースは、
100%ではなく、水や砂糖が入っています。
薄まっていたり、砂糖が加わってたら
本来の天然スポーツドリンクとしてのよさが半減すると思うので、
ここは確認したほうがよいです。
それか、生のココナッツを買って、自分で割って飲めば、
最後にココナッツの中身もスプーンですくって、食べれて
もっと美味しい、楽しい。
が、ジュース自体はすごく少なくて、すぐに終っちゃいます。

今は冷蔵庫にいつもないと不安になるアイテムの1つです。
# by sydneybeachboys | 2013-04-11 20:29 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(0)

ファッションショー 初体験

まったくファッションとは縁遠い人間ですが、
今週はシドニーファッションウィークが開催中です。

毎朝ヨガスタジオに通うくらいで時間を持て余している私を、
ファッションスペシャリストの友人はなえさんが、
ファッションショーに誘ってくれました。

ハイファッション、それもオーストラリアのラグジュアリーブランド
などはまったく縁がなく、知識もなく、
出かけて初めてブランド名を知りました。Ellery。
まだ若いブランドのようですが、海外でも販売しているようで、
お値段1着1,000ドル以上と
オーストラリアブランドではトップクラスのお値段ブランドのよう。

シドニーファッションウィークのメイン会場は、
いままでのサーキュラーキーから会場を移して、
なぜか辺鄙なレッドファーンのカレッジワークスですが、
一部のブランドは他の会場でショーを披露しています。
このElleryもそう。
場所は、オサレというイメージからは程遠いハイドパーク近くの古いビル。
鈍臭いサラリーマンやらアジア系の学生やらが歩くいつものシドニーのCBDに、
突如かなりがんばって高そうな服を来て、足がすごく細いヒールを履いた
お姉さんたちがたくさん集まっています。
またはかなりお金のかかっているユニークな服を着ている人たちです。
中に入ると、まだ改装中の廃墟風なビルが、
ウェアハウス風の立派なショー会場に変身してました。

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スタート時間前なので、まだ誰も着席してません。
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何をしているかといえば、角にバーコーナーが出来ていて
そこでドリンクをもらって、飲んでます。
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ハイファッションブランドだと、ウェイターのお兄さんもかっこいい。
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家にテレビがなく、セレブネタにまったく弱い私は、
誰が有名人なのかわかりませんが、
カメラマンに写真をたくさん取られている人もいます。

ジャーナリスト、投資家、バイヤー、ブロガー、カメラマン、
上顧客、セレブ、職業不明な人や、
私みたいに本業の人にくっついてのぞきに来た人など
ショーが始まる前は、わいわい、がやがや、時間つぶし。

1時スタートのはずが、大幅に押して1時40分過ぎのスタート。
今回のコレクションのテーマのせいもあると想像しますが、
モデルが歩くの早いこと。一瞬で目の前を通り過ぎていきます。

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みんな見るのに必死で、前の席の人たち、こんな顔。
小雨ちらつく秋の本日、肌寒くもありますが、
本業の方達は、こんなに足を露出して、ヒールです。
プロ根性です、風邪を引かないように。
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1時間以上待ったのに、ショーは5分もかからずにあっけなく終了。
プロのはなえさんが数えていたには、たったの19ルック。
準備期間に半年かけて、わずか5分が次の半年間の会社の売り上げを左右する。
なんてハイリスクなビジネスモデルなんでしょう。
そりゃ、高い訳です、服。
だって、すごく効率の悪くて、ギャンブルな産業です、ハイファッション。

たかがファッション、されどファッション。

そう思いながら、次のショーでカレッジワークスに移動する
本業の人たちを残して、
私は、ワールドスクエアのアジア系スーパーに。
プロのモデルでない、あんなに足の細いお姉さんたちをたくさん見て、
お約束のようにシャネルのチェーンバッグを持っていて、
アジア人なんて数える程しかいない全然シドニーらしくない
ショー会場から20メートルも離れれば、
そこは半数以上がアジア人で、
ハイファッションなんて別世界のいつものシドニーCBDのざわめき。
ファッションショーの帰りに
味噌、ポン酢、納豆を買って、帰宅しました。

本当にこの社会には、いろんな世界があります。
自分とはまったく縁遠い世界にもお邪魔してみる
大人の社会科見学、面白かったです。

はなえさん、連れて行っていただいて、ありがとう!
# by sydneybeachboys | 2013-04-09 15:37 | Comments(2)

ナショジオ、デジタル版がすごい

秋らしい雨日だったシドニー。
もう夏もとうとう終ってしまったんだなーと、
しみじみと家でのんびりキャンドルを昼間っから灯して過していました。

ひょっとした弾みで、初めて雑誌のデジタル版を購入してみました。
『エルデコ』の日本語版が、インド特集だったので、購入した次第です。
インド旅行中に気がつかなくて、よかった。
もし知ってたら、即購入して、そのまま旅行延長、ゴアに直行していた感じです。
この『エルデコ』は雑誌紙面をただPDF化しました程度のレベル。
紙媒体の定期購読者にはサービス(無料)で付いてくるようなので、
その程度の力の入れようと言えます。
紀伊国屋で雑誌を買うよりも安いし、エコだし、切り抜いたりしなくていいしと
デジタルコンテンツを本格的に消費するようになる時代に海外に住んでて
本当によかったです。これでもう高い値段を出してわざわざ日本の雑誌を買うことも
きっと少なくなることでしょう。

『エルデコ』購入後、
「そーいえば、ナショジオ(『ナショナル・ジオグラフィック』)の本家版は
デジタル版があったけど、日本語版もあるかなー?」と思い
app storeで探してみると、日本語版もデジタルデビューしてました。
創刊125周年号のデジタル版が特別価格85円というサンプリング値段だったので
迷わず購入し、ダウンロード。
通常版は1号1000円(確か)、紙の本誌を定期購読していると+200円で
デジタルコンテンツも購読可能のようです。
そしたら、これが、すごい。
さすが、紙の定期購読者にもお金取ってるだけあります。
ただのPDFではなくて、もっとインタラクティブな仕掛けがしてあり、
デジタルコンテンツ用にきちんと再編集&レイアウトしています。
ビデオがリンクされたり、画像がスクロールできたりと、
直接ネットにつながりウェブが開ける仕掛けはないくらいで、
デジタルだからこそ出来る紙媒体の表現を広げています。
感動しました。
デジタルマガジンってこうだよねって素直に。

私自体はデジタルブックほとんど購入経験もいままでになく
(この前のインド旅行時にロンプラの必要な章だけをデジタルで買ったくらい)、
かなり遅めのデジタルブック&マガジン本格デビューとなりましたが、
このカテゴリー、もっとテクニカル的には面白くできるはずなので、
今後の成長が楽しみ。
ある意味、出版社、もっとここに投資すれば、
雑誌の新しい存在意義というかビジネスモデルが確立できると思います。
今は多くのファッション雑誌はカタログ雑誌状態なので、
掲載しているアイテムがそのまま広告主のオンラインショップにつながって
速攻購入できるとか。バナー広告が紙面の中で展開できる感じで、
これって、広告主すごく嬉しいと思うんだけど。タイアップ企画でいいんじゃない?

本日は、ナショジオ日本語版がデジタル版になっていたことが
すごくすごく嬉しくて、
これで毎月ナショジオが読めます。
今までは日本出張時に買うとっておきの雑誌扱いでした。
長時間の移動時やホリデーには欠かせない雑誌
(サイズもコンパクトで内容は充実)、
これがシドニーにいても毎月読める。
こんなに知的好奇心が満たされる嬉しい話はありません。

本当、いい時代になりました。
紙の節約、環境保護にもなるし、デジタルコンテンツ、万々歳。
もっといろんな日本の雑誌や本が、デジタルに移行することを
(できればだたのPDF化ではなく、もっとクリエイティブに)
願って止みません。
# by sydneybeachboys | 2013-04-03 19:11 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(0)

ヨガをする意味を心と身体で感じた瞬間

ヨガを昨年後半から久しぶりに本気に再開し、
その勢いでインドにバックパック旅行を兼ねたヨガ修行に出かけ、
ただいまヨガにハマっています。
もともとの再開理由はここ数年続けているクラシックバレエのために
もっと身体の柔軟性を高めることが一番の目的でした。

ただもともと日本で行っていたヨガクラスも
呼吸法を重視するエクササイズオンリーなヨガじゃなく、
偶然通いはじめた近所のヨガスタジオも
ジヴァムクティヨガということで、
アーサナ(一般的に考えるポースを組むヨガ)だけではなく、
チャンティングや瞑想、そしてヴィーガニズムといったことも
一緒に説いているので、
インドで出会った様々な先生やアシュラムでの教えが
比較的抵抗なく入ってきて、
そして自分の中で(都合の良いように)消化しています。

一度このスピリチュアルな側面としてのヨガを意識すると、
アーサナの練習が、ずっとずっと深いものになることを知りました。
もちろんそれは先生がどうクラスを教えるかによりますが。

私が通っているシドニーのスタジオで一番お気に入りの先生がサンディちゃん。
ジヴァムクティヨガにて最年少でティーチャーの資格を得た若い彼女ですが、
ヨガの練習中に心と身体を結びつけるのがとても上手なんです。

昨日の朝6時半と今日の朝8時からのレッスンでは、
「ヨガとは、自分とは一体何なのか?を見つける旅ではあるけれども、
実はそれは同時に”これは自分じゃない!”と思うものを
見つけることでもあるのよ。
今日のレッスンでは、ねじるポースが多いけど、
そのポースはいらないいろんなものを絞り出すポースなの。
だから、今日はポースを取りながら”これは自分じゃない”と思うことを
意識して、どんどんそれを剥がしていって、自分の本質を見つけてみてね」
って言って始まりました。

そうやって言われると、ウジャイ呼吸法
(ダースベーダーみたいに喉を鳴らしながら呼吸)で
呼吸しながらポースを取っていると
いろんな思いが頭に浮かびます。
「こんな自分は、嫌だから、本当の自分じゃない」
いくつもいくつも浮かんできます。
そして呼吸をする度に、あともう少しだけ身体をねじると、
額から流れる汗が目に入って、うっすらと浮かぶ涙と混じります。
そうなんです、ヨガのレッスンをしながら、
自分は少しだけ涙目になってました。

サンディ先生がいったように、
自分のいらない殻を剥がしていくことで、
気分が浄化されていったんだと思います。
身体をねじりながら、頭と胸がいっぱいになりました。

「ヨガを実践するってこういうことなんだ」って思いました。
インドでの先生たちは、
「ヨガを練習することは、自分のハートをもっと開くことである」や
「ヨガを練習することは、自分に正直に生きることを知ることである」
等を教えてくれました。

自分が何者なのかを実践を通じて理解することがヨガ、
そのために、より心を開いて、そして自分に正直に生きること。
ヨガの日々の練習は、それを助けてくれるようです。
ここ数年、自分に正直になるとは?がテーマであるので、
ちょうどいいタイミングでヨガにハマっている感じです。

どこまでこのジャーニーが続くのか、もちろんわかりません。
でも一生続けられるように、生活の一部にできるように
しばらくは心を込めて練習していきたいです。
# by sydneybeachboys | 2013-03-28 20:28 | Comments(0)

シドニーの残夏を満喫中

一気に更新スピードが落ちてしまい申し訳ありません。
もともとこのブログがビザ取得のための情報の提供と
シドニー移住後の私の暮らしを友達へ少しでも伝えられれば
というところから始まっていたので、
その役割がフェイスブックへ移ってしまっている感じで
どうしてもブログのアップデートが進まず・・・。
ずっと続けてきたので、このままキープしたいと思っているので
どこかでまた更新ペースを戻せればと考えています。
それまでは、もし時々のぞいてくださる方がいらっしゃれば、
すみませんが、どうぞお待ちいただければ幸いです。

さて先週水曜日にインドから戻ってきました。
1ヶ月の旅行でした。
ビザを延長して、もっと旅行を続けようかともかなり考えましたが、
帰国後翌日にシドニーダンスカンパニーの新作公演が控えていたので
(これもすでに一度チケットの日にちを変更して遅らせてました)、
それを逃したくないという理由だけで戻ってきました。
結論からは戻ってくる価値のあるパフォーマンスだったので問題は全くありません。
が、1ヶ月いたならあと数ヶ月いてもよかったかなーなんて
毎日一度ぐらいは考えています。

まだ帰国後1週間経っていないので
夏休みの残り日みたいな感じで、過しています。
もう夏も終わりのはずなのに、シドニー連日日中30度近く。
なので、毎日のようにビーチに出かけています。
インドでは毎日4時間ヨガを練習していたので、
シドニーに戻ってきてからは、自宅または近所のヨガスタジオで
毎日最低1時間は練習するようにしています。
今回の旅行で一番の収穫は、
自宅で一人で練習できるように一通りのフローやアーサナポーズを
覚えることができたことです。
そりゃ、朝夕毎日各2時間やってれば、どんな人でも覚えられます。

インドは、ヨガの聖地のリシュケシュから始まり、
その後は南インドのドリヴァンドラムのアシュラムに移り、
最後はお気に入りの港町コーチンで
インド初のビエンナーレを楽しんで戻ってきました。

実はパートナーやシドニーの友人らに向けて
つなたい英語でインド旅行記のブログを半ライブで綴っていました。
もし「そっちもちょっとのぞいてみたい」という方、いらっしゃいましたら、
非公開コメントでメールアドレスをお教えください。
顔写真もそっちには載せているので、
勝手ながら、今までコメントを通じて等で、
お世話になった方限定とさせていただきますが、
メールにてブログアドレスをお送りさせていただきます。

インド旅行よりもまずはこのブログで昨年11月のイラン旅行を
シェアさせていただかなければ!ですね。
イラン、本当に、素晴らしいホスピタリティの国だったので、
その魅力と現実をお伝えしたいです、心から。

こんな美しい自然の中のアシュラムで
毎日ヨガ、メディテーション、チャンティング、ベジごはんで
しばし過していました。
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# by sydneybeachboys | 2013-03-25 18:00 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(13)