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素敵なホームページ

来年オーストラリアに帰る前の旅先選びで、
当初の予定通りのイランについて、
情報をネットで漁っていた今日。
素敵なホームページに出合いました。

それは、28歳の大阪出身の女の子が
3年近く旅行を続けているサイト。
俗にいうバックパッカーですが、
これがよくあるパターンとは大きく異なる。

まず、その1
世界旅行中!とかタイトルをつけているサイト、
よーく読むと別に世界旅行していないわけです。
たいていヨーロッパとそこから行きやすい北アフリカとか
タイをベースにお決まりのアジアを回るパターン。
その点、この女の子は、
なんだか物珍しい国にもきちんと足を運んでる訳。
個人的には、あこがれのコスタリカとか行ってるところで
ポイント高い。
あとイエメンの旧市街とか。かなりマニアです。

その2
なんだかんだいって、買い物好きで、
荷物になるのがわかっていながら、
写真集とか買っちゃうところ。
ふつー、バックパッカー、節約してなんぼ!。
そんなもん、買いません。
この感覚、すてき。

その3
旅先で『VOGUE』を目にして、
物欲に火が付き、萌えるところ。
いいよなー、そのスタンス。
資本主義の広告塔のような雑誌を読んでも
その欲望を否定しないところ。親近感湧きます。

以上、結論として、すんごくゆるーい。
でも、やっぱり、長旅につきものの
自分探し的なポイントも忘れない。
でもこれって、1人の長旅って、
選択なしに、1人の時間が多いから、物思いにふけるだけかも。

かく言う私も、学生時代は
バックパッカーもどきな旅も多少しました。
裕福な国に生まれた、若者の現代の洗礼儀式みたいなものでしょう。

でも、やっぱり
私はバックパッカーじゃ、ないんすよ。
だってさ、ネパールにトレッキングとかボランティアに行った時も
荷物にPRADAのカシミアのニットを詰めてる訳です。
夜行列車でスタバができる前のタイのサムイ島とか行った時も、
結局NYのバーニーズで買ったPRADAの水着とか
荷物に詰めている訳です。
夜行列車だって、2等に乗ったけど、
本当は1等に乗るつもりで切符を買ったら、間違えてただけだし。
1円でも安い宿!というより、
快適だったら予算より高くても泊まってたし。
洗濯も自分でやると半乾きで臭くなって、汚れも落ちないから、
結局コインランドリーとか洗濯屋に持っていってたし。
1人でバンコクの某有名ホテルのイタリアンとか食べていたし、
有名なバックパッカー街のカオサンには足も運ばなかったし。

結局、アドベンチャーなところに行っても
お金があるなら快適でナイスな雰囲気の宿に泊まりたいし、
おいしいごはんを快適な環境で食べたい。
すてきなショッピングもしたい。
それが、私流の旅なわけです。
別に地元民になりたい訳じゃないし、
旅でどんなに安い地元風な場所をうろついたって、
所詮先進国からやって来た旅人だと私は思っています。
そんなに肩肘張らずに、自分の好きなことと
立場をわきまえて、旅をしたいだけだな。

でも、なんだかんだ言って、たまーに
バックパックな旅もいいなと思い、
パートナーに提案すると、
彼はまったくしたくないと却下。

さらに我が家には、我が犬も。
つまり、長旅なぞしていられない、
帰らなくてはいけない、帰りたい家があるわけです。
最近なんて、週末の香港でさえ、
到着1晩目で「我が犬に会いたい・・・」病が発症する次第。

いつか、犬も検疫なんか関係なく一緒に旅ができるなら、
いろいろと回るのも楽しいなと妄想することも。
そんな平和な時代が来るといいですな。
それまでは、短い期間でほどほどに贅沢な旅を
繰り返すのでしょう。

イランに行くのなら、
お目当ては、かつて砂漠を行くキャラバン隊が
宿泊したキャラバンサイトを改装したような
アラビアンナイトなホテル。
すんごく素敵なホテルが、
「世界の半分」と呼ばれたエスファハンにあるようなので。
美しいイスラム建築のホテル。
萌えます。
by sydneybeachboys | 2005-08-17 21:49 | ちょっと旅 | Comments(0)
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