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カテゴリ:ちょっと旅( 92 )

ただいまインドです。

お久しぶりです。
イラン旅行のレポートも終わらないうちに、突然ですが
一人でインドに来ています。
昨夜バンコク経由でデリーに到着、
ただいまオーガニックカフェにてNGO主催のスラムツアーのガイド待ち。

10年以上ぶりのバックパック旅行です。
でも空港からの移動はタクシーですけど。
16キロもある荷物を担いで知らない街を夜に徘徊する努力を
お金で買っています。
だって空港からたったの15ドルですから。
シドニーだったら、すぐに消えてしまう金額です。

と、明日からはヨガの聖地(でもたぶん今はヨガビジネスで観光地化している)
リシケシにヨガ修行に出かけてきます。

今日の午後の予定もまだ決めてない自由旅。
気楽でいいです。この感覚。

ただいまの時代のバックパック旅行は
Iphoneとipadのおかげで本当にラクチン。
迷えばGoogleマップで検索し、
パートナーとはFaceTimeで簡単に会話できます。
バックパック旅行のスリルがなくなったとも言えるし、
一方安心して旅行できるようにもなりました。
後は知らない他人から睡眠剤入りのジュースや食事さえ
口にしなければ、大丈夫なはず。

今回は初めての北インドを中心に
ビエンナーレ開催中のコーチンも訪れるつもりですが、
もちろんフライトの予約はまだ。
成り行き任せです。
by sydneybeachboys | 2013-02-20 13:01 | ちょっと旅

予習で『アルゴ』見ました

イスラム革命時のアメリカ大使館占領事件で
こっそりとカナダ大使公邸に逃れたスタッフ6人を国外に逃した実話
ベースの映画を、昨夜夜ご飯を食べた後に見てきました。

いやー、ハリウッドらしい
いやらしいほどの見せ場が満載で楽しめました。
テヘランで実際のロケは無理なのでトルコで撮ったようですが、
冒頭の大使館が占拠される10分間は本当にすごい迫力でした。
あの場にいたら「殺される」って思いそうなほどリアルでした。

先に見ていた日本の友人が
「この映画見たらイランに行く気なくすよ」とFacebookで言ってました。
まあ30年前のはなしですし、今はもう少しは政治的に賢いので
ここまで暴走することはないはずですが、
それでも人が狂気の興奮とエネルギーに巻き込まれたら、
どうなるかなんてわかりません。
今はアメリカ選挙後すぐですし、
イランの核開発が民間目的に使用せざるをえないという見解を
イスラエルが出しているので、迫った危機はありません。
ハイパーインフレの現政権に対する不満のデモが、
変な方向に転ばなければ、外国人が危害を加えられることはなさそうです。
が、ややビビり、米ドルをいざという時のために
多めに用意することにしました。

映画館から戻り、「イラン CIA」と検索すると出てきます、いっぱい。
まだまだ色んな工作をイラン国内で張っているようで、
本当に映画のようです。

話それましたが、この映画『アルゴ』、
かなり脚色はされていますが、
ベースは本当の話だったというのには本当に驚きます。
主人公の回顧録の本も出ているようなので、
次回日本でぜひ入手したいです。
冷戦当時は、亡命者を国外に逃がすことを専門にするスタッフがいたなんて
スパイの世界って、凄いです。
by sydneybeachboys | 2012-11-15 17:41 | ちょっと旅

パスポートはどこに?

イランの現地旅行代理店からビザのレファレンス番号が届いたので、
先々週にキャンベラの大使館に申請書類とパスポートを書留で送付。
しかしながら、出発を今週日曜にひかえているのに
まだパスポートが戻ってこない・・・。

ちょいとばかり焦りはじめてきたので、
今日領事部に電話するもののつながる様子はまったくなし。
領事部は、月・水・金の12ー14:30のみ電話対応するとホームページに
明記されているので、たぶんみんなかけまくっているのか
話し中でなかなかつながりません。
つながっても最後に「今忙しいので、掛け直して」とのメッセージが流れて
自動的に切られてしまいます。

以前パートナーやパートナーのお父様も電話してましたが、
一度たりともスタッフと話せたことのない電話です。

今日のお昼休みにずーと掛け続けること二十数回目にようやく男性の声。
「あの、先々週にビザのためにパスポート送ってるんですけど」と
伝えたら「2時にね。2時に」とだけ言われて、電話切られました。
奇跡のようにつながったので、ここでビザのレファレンス番号を伝えて
すでに書留で送り返してくれているかを確認できるチャンスだったのに。
「2時に」ってどういう意味よ。あんた。
一応2時過ぎにも掛け直したのですが、もちろんつながらず
そのまま14時半を迎え、時間切れとなりました。

書留で送っているので、トラッキングしてみたときには
翌日には私書箱に届いているはずです。
返信用の書留封筒も入れたのですが、パートナーが失態をしでかし、
返信用書留封筒の番号をメモらなかったので、
すでに送り返してくれているか確認できない始末。
それだけでも確認したいのに、スタッフと話すことさえできない・・・。
ウェブサイトにはメールアドレスもファクス番号もあるので
こっちにも何度か連絡をしているのですが、もちろん返事はないのです。

パートナーは、先々週にパートナーのお父様が直々にキャンベラに出向き
窓口でビザを発行してもらっているので(それでも2時間待ち)、
もうビザは入手していて、あとは出かけるのみ。
パートナーのお父様も既にビザを手に、今はイラン前に
すでにスイスの友人宅でホリデー中。

残すは私のビザのみなのですが、だいたい今パスポートはどこに?
もちろん大使館にあることを期待したいところですが、
送付した際の書留封筒番号をこれまたパートナーがもう既に捨ててしまったので、
「パスポートなんて来てないし」なんて言われるんじゃないかとビビってます。
あれだけ電話を取らなくて、返事をしないんだから、
イラン大使館、すでにオーストラリア国内のイラン状態(法的にもそうですが)。

窓口が開いているのも月・水・金の午前中だけなので、
明日パスポートが会社に届かなかったら、
仕方ないので、水曜の朝にキャンベラに日帰り旅行です。
免許のない私は、飛行機または高速バスで出かけてきます。
じゃないと、パスポートがないので飛行機に乗れないので、
日曜からのホリデーですが、自分分はキャンセルして、
再度仕切り直しにしないといけません。
幸いにも今回は全ルートビジネスでの予約なので、
少しのキャンセル料(またはマイル)を払えば、
お金は戻ってくるので、その点は泣き寝入りの心配なし。
ですが、これだけ楽しみにしているので、
後日一人でも行けますが、やっぱりパートナーとそのお父様と一緒に行きたい。

まずは明日の午前中、郵便局が会社に配達物を持ってくる時に
私当ての書留があるかどうか。です。

後日談
ファクス、メールなどで散々スパムのように送り続けた成果が
翌日の今日、ビザ、届きました。
オーストラリアのビザシールよりもずっと立派。
よい記念になります。
これで晴れて行けることになったので、
これから数日間は冬支度のパッキングに入ります。
by sydneybeachboys | 2012-11-12 18:59 | ちょっと旅

カタール航空を予約する前に

もう予約してしまっているので、
同じような後味の悪さ(まだ乗っていませんが)を
他の人が味あうことのないように、ちょっとした情報を。

来週日曜日からのイラン旅行ですが、
シドニーからバンコクまではカンタス、
そしてバンコクからドーハ経由でテヘランまではカタール航空を予約しています。
その理由は、エミレーツより多少ビジネスクラスが安く、
時間帯もよかったからです。

世界のベストエアラインに輝くカタール航空。
エミレーツを追い越せと言わんばかりに、
石油パワーでとんでもない勢いで成長しています。

が、そんな陰には(というかオイルマネーの陰とも言えますが)、
とんでもない使い捨てのようにスタッフを扱う恐ろしい社風があります。
たまたまカタール航空でググっている時に、見つけました。

まるで全寮生活のようにキャビンクルーたちを監視するシステムと
そしてHRなんて存在しないように、すぐに首を言い渡されます。
もしお客さんがアンケート用紙に該当フライトのサービスが悪かったとかけば、
その一言だけで担当していたキャビンクルーが首になったり、
ヘアジェルの量が多かったというだけで首になったり、
結婚するには会社の承諾が必要とのことで、承諾を求めたら辞職を迫られたりと
日本で言うブラック企業といえそうな待遇のようです。
そもそも社長がとんでもない品格のようで
キャビンクルーの訓練明けの卒業式で
「お前らは、ここにやりにきているんじゃなくて、仕事で来ているんだ」と
カツを入れるそう・・・。

中東のアラブ人の生活は、
奴隷のように使われる南アジア人やアフリカ人、フィリピン人の出稼ぎ労働者の上に
成り立っているわけですが、この航空会社ではキャビンクルーも
出身国にはもちろん関係なく同じように出稼ぎ労働者として扱われるようです。

その恐怖政治的な社風が、隙のないサービスを提供することにつながり
ベストエアラインに選ばれる結果につながっているとは。

いずれにしても、こんなとんでもない社風をもつ、
そして人間としての品格がまったく備わっていない人物が社長である会社の
サービスなんて、一切事前に知っていたら拒否することころですが、
今回は予約してしまいました。

とりあえずはもちろん乗ってこようと思っていますが、
アンケートにはスタッフのサービスについてネガティブなことは書きません。
仮にそういう出来事があったとしても。
一度の失敗で仕事を失うなんて、あまりに馬鹿げています。
あまりにバカバカしいので、作り話とさえ思えそうですが、
この会社が常に客室乗務員を募集している理由は、事業拡大だけでなく
1ヶ月に最大キャビンクルーの1割が止めていく、
とんでもない職場環境も大きな理由を占めていそうです。

こういった情報を信じるも、疑うも自分次第。
私は火のないところには煙は立たないと思う人間です。
なので、乗る前からこの会社を予約してすごく後悔しています。
自分の倫理にかなりの割合で反している気分で、気分悪いです。

もしカタール航空に関する事柄でこのブログに辿り着いたとしたら、
予約する前に、仕事に応募する前に、
考えてみた方が、いいんじゃないかなーと思います。
この情報は、cabincrew.comにあるそうです。
by sydneybeachboys | 2012-11-08 17:40 | ちょっと旅

寒くて風邪をこじらせている時の妄想の旅先

今週末にオフィスの引っ越しがあって、
1年でもっとも忙しいこの時期にオフィスの片付けと言う
とんでもないイベントがあり、ほこり臭いオフィスで喉をいため、
先週風邪を引いていたパートナーからウィルスをしっかりともらい、
木曜夜から風邪をこじらせ、
すっかりと体調が久しぶりに絶不調な今週末。
そして今晩はお外もずいぶんと寒い冬な感じの夜です。

そんなダルくてずっとベッドに入ってネットで時間つぶしの今日、
この寒い季節からの現実逃避で向かう先は、
出かけたいリゾートのウェブサイトやトリップアドバイザーの投稿写真たち。

そしてついに見つけました。いまの私にとって究極のリゾート。
お部屋を出れば、すぐそこは珊瑚礁。
食事だけが多少気がかりですが、たぶんそれ以外はきっと完璧そう。
そのリゾートは、モルディブのパークハイアット

首都のマレーから国内線に乗って、さらにボートで50分と
モルディブのアイランドリゾートの中でもかなり辺境の地にあります。
なので、ハウスリースがとにかく素晴らしいとのことで、
ウォーターバンガローから海に入れば、すぐそこが珊瑚たち。
元々はアリラというデザイン&サステイナブル重視のリゾートなので、
スタイリッシュさは群を抜いています。
お値段もまあまったく手が出ない金額ではないので、
非現実的な旅先でもなさそう。
かなり辺鄙なアイランドリゾートなので、食事だけは物資の都合で
いろいろと目をつぶらないといけなそうですが、
まあそれはアイランドリゾートの宿命です。

シドニーに引っ越してから、ビーチなライフスタイルにどんどんハマって、
次生まれ変わるならマーメイドになりたいとさえ思う私にとって、
朝起きたらシャワー代わりにベッドから海に飛び込んでシュノーケリングなんて
毎日が夢のよう。そしてその夢がお金さえ払えば手に入る
(自然環境が破壊されない限り)。
いやー、素敵な世の中です、本当に。

食事だけが唯一気になる点となると、
やっぱりアジアのリゾートが日本人の私にはぴったり。
久しぶりに訪れたいバリでは、やっぱりココが気になる。
ウブドのウマリゾート
私たちのバンコクでのここ数年の定宿メトロポリタンと同系列。
このリゾートのプールヴィラいいですねー。
うっそうと茂るウブドの森やライステラスを眺めながら
ヴィラのプールでのんびりして、極楽マッサージをしてもらって、
美味しくて洗練されたインドネシア料理(シドニーでは無理)をいただいて。
バリにはもっと超高級リゾートが竹の子のようにあるので
ここもお値段的には、かなり現実的なプライスなので、
いつかは出かけたい旅先リストにいれておけば、行くことは可能。

けっこう出かけてみたい旅先は、行けてる方なので、
「行きたいなー」と思ってれば、行けちゃうもんだと感じています。
なので、この2つもそのうちに。
それまでに少しでも自然環境が破壊されないように、
自分でできること、まわりでできることをし続けないとです。
by sydneybeachboys | 2012-06-23 21:29 | ちょっと旅

ビルマ旅行

まだずいぶんと先の話ですが、
今年の11月終わりから2週間程のホリデーを予約しました。
とりあえずバンコクまでの飛行機往復を。
行き先は、ビルマ(ミャンマーともいいますが)です。
ずーとずーと行きたかったのですが、
パートナーは「軍事政権のうちは行くべからず」との姿勢を崩しませんでした。
が、いつのまにか入国時の外貨200ドル強制両替もなくなり、
今年の補欠選挙では、スーチー女史も復帰し、
アメリカとの対話も始まり、ソフトランディングが始まった模様のビルマ。
すでにヨーロッパやアメリカからのツアー観光客や
ビジネスチャンスに向けての市場調査のためのビジネス客が
大挙して国を訪れているらしく、ヤンゴン市内のホテルは満室状態。

スーチー女史も「お金の使い先を軍事政権がバックグランドの
ところをできるだけ避けてくれれば、どうぞ来てください」とのことなので
ついに決断しました、ビルマ旅行。

まだまだ先ですが、新聞の旅行ページには
オーストラリア旅行代理店の話で「ホテルは半年前には予約が必要」とか
かなりの混雑ぶりの記事が出ていたので、
会社に有給の承諾を得る前に、先に予約です。
あとはカンタスのマイルを使ってバンコクまでビジネスクラスで
行くつもりで、もうすでにマイル特典のビジネスクラスは
タイ旅行ハイシーズンの11月以降は残席わずか。
ということもあって、勢いで予約したのです。
一部実費(往復で600ドル弱)なので、経費ではなく、
初めての自腹で乗るカンタスのビジネスクラス体験です。

仏教遺跡がメインになりますが、
それ以外にもビーチリゾートや湖、
国境地帯の少数民族たちが住むジャンルグのトレッキングなど
ビルマ旅行は、かなり観光資源としての可能性を秘めています。
が、外国人が自由に旅行できるのは、国土の半分以下。
その街まで移動する交通手段が空路のみだったり、色々と制限があって
特に少数民族が支配するエリアはあまり足を運べません。
いまだ反政府軍との停戦もすべて実現しているわけではありません。
それは民主化が実現しないと無理だと思いますが、
憲法で議員の4割以上が軍閥と定められている国。
憲法改正以外考えられませんが、
お金のためのソフトランディングを決めた政府が、
これからさらにやってくる甘い汁(お金)を手放すとは思えず、
このソフトランディングというやり方も、
実は民主化を実現するよりかは、ただ貧困を広げ、
抵抗運動をより激化させるだけではという気も個人的にはします。
だからこそ、自分自身の目で、いま大きな局面にある国を見ておきたいんです。

メジャーな観光地以外、非常に情報力の弱いガイド『地球の歩き方』は
ミャンマー政府に気を使っているのか、エシカルな編集方針が存在しないのか
知りませんが、この軍事政権がバッググラウンドについている
ホテルやレストラン、航空会社といった情報を一切記載していません。
国営のミャンマー航空の広告を載せているくらいですから。
これに関連する情報は、『ロンリープラネット』(英語版のみ確認済み)が
やっぱり強いです。たぶん完璧ではありませんが、努力してます。
きっと英語で検索すれば、もっとこれ関連の情報はネットでも拾えるはずです。

いずれにしても、ビルマを旅行するなら、
軍事政権を少しでも支持しないようにするために、
避けられる航空会社がホテルは避けましょう。
またそういった企業を使用するパッケージツアーを提供する旅行会社に
疑問を唱えましょう。

以下が知らなければ、ついつい使っていそうな軍事政権がらみ、
または現政権とのつながりが強い会社のリスト一部です。
私がロンプラで見たものです。

<国内航空会社>
数社ありますが、大手のパガン航空、
これはミャンマーで一番の資産家の航空会社。
アメリカやEUでは本人や家族の個人資産が凍結されているほど、
軍事政権とつながりが強いビジネスマンです。
なので、パガン航空は避けましょう。国営のミャンマー航空を除くと
国内航空会社大手は、マンダレー航空くらいでしょうか。

<ホテル>
これは5つ星レベルから中級ホテルぐらいまで
いろいろと存在しています。
なので、『ロンプラ』でそれぞれの都市や街をみて確認するしかありません。
が、日本人が比較的泊まりやすいホテルでは、
ヤンゴンのトレイダーズホテル。
シャングリラホテルのセカンドラインですが、
こちら軍事政権との合弁企業ホテルです。
私、これを知って、シャングリラに泊まること自体も今後はボイコットします。

あとはパガンやマンダレー、インレー湖等の有名観光地に
数多くのチェーンホテルを展開している
ミャンマーのホテルグループ「トレジャリーリゾート」もダメです。

日本のコーヒーテーブルブック
(私が「ビルマに行きたい」と思うきっかけにもなった本)にも紹介の
パガンの「パガンホテル」もかなりオーナーが軍事政権と親しいとの情報も。
泊まりたかったのですが、他にします。残念。

と、国営、半国営、または軍事政権と親しい企業など
いっぱい何気にあるので、どうぞお気をつけください。
ただせさえ消費税10%は文句も言えずに軍事政権を支える財源に
なってしまうのですから、できるだけ他のお金は
民間企業やNGOなどに流れるように使っていきましょう!

固い話は抜きにしても、まだまだ観光客に荒らされていない国、
とても出かけるのが楽しみ。
有名なコロニアルホテルであるシンガポールのラッフルズのオーナーが
持っていたコロニアルホテルもヤンゴンにあって、
まだまだお手頃な価格で泊まれます。
といっても、マネージメントは有名なデザインホテル運営会社のGMH
(もともとはアマンリゾートの小会社)なので、
300ドル近くは覚悟ですが、ミャンマーの観光&経済ブームがやってくれば
いずれはそんなお値段じゃ泊まれなくなることでしょう。

ずっと気になっていた1年に一度開催の気球祭りも見てくる予定です。
11月、タイとの国境に近い地域の山岳エリアの街で、
1週間の気球祭りがあるんです。
動物とかの気球を昼間は飛ばしたり、夜は花火が出る気球が飛んだり。
中国や東南アジアでは確か提灯を飛ばしたり、川に流すお祭りがありますが、
それが巨大化した物と察します。
すんごいローカルなお祭りなんですが、ちょうど時期もあうので
これにも足を運ぶつもりです。

帰りにはバンコクに数泊して定宿に泊まって、
スパをしてお買い物をして大戸屋で食べてのシティホリデーもと
欲張りな2週間(というよりも3週間)。

いまはざっくりとしたスケジュールを組んで、
これが終り次第、現地の旅行会社に国内線や気になるホテルの料金を
出してもらう予定です。
そして経済制裁で海外との決済システムがないミャンマーでは
(というか公定為替レートと実際のレートがあまりに乖離)
クレジットカードは使えないので、すべて米ドル現金で!な旅行。
旅行会社もカード決済が使えないので、すべて到着後現地で現金払い。

もうしばらくたったら、
またチャリティーディナーパーティーの夕べを開催して
スーチー女史の政党と迫害されている少数民族を支援するNGOへの
寄付に回したいと思っています。
国民の平均年収220ドルの国、
この国でみんなから集める数百ドルが、どれくらいありがたいか。
できるだけ数多く開催して、1,000ドルぐらいは集めたいです。

まだまだ先ですが、本当にわくわくしてます。
もっと軍事政権の歴史や少数民族との抗争、スーチー女史の歩みや
民族独立との仮面の裏で麻薬帝国を築いている利権争い、
植民地時代の政策や第二次世界大戦下の日本軍との抗戦など、
お勉強しないといけないテーマも山盛り。
新しい知識に目を開かせてくれるチャンスにもなりそうです。

が、今は5月上旬のパートナーの誕生日に向けた
ニューカレドニア旅行に向けて、
大学時代のフランス語テキストを引っ張り出して
フランス語の特訓中です。
by sydneybeachboys | 2012-04-16 20:11 | ちょっと旅

エベレスト街道トレッキング ルクラで足止め編

エベレスト街道トレッキングのスタート地点は、
カトマンズから小型飛行機で30分程の村ルクラから。

ヒマラヤの山の中にかろうじてある平地に
無理矢理空港を作ったので、滑走路が極端に短く(500m)、
滑走路の先は谷、そして向かいはすぐに丘と、
悪条件な空港なので、天気が悪くなると、すぐに欠航が出ることで有名です。
(さらにしょっちゅう墜落事故があることでも)

ハイシーズンは乾期だからハイシーズンなのですが、
そんなときでも山の天気、霧が出続けることもあります。
もちろん、欠航です。
そしてそんな事態が私たちの下山時におきました。
下山時の途中の村で「なんかトレッカー少ないよなー」と思っていたのですが、
ナムチェバザールまで降りてきた時、異様にホテルが空いている理由を
日本語がちょっと話せるガイドに言われました。
「飛行機もう4日間ぐらい飛んでないんだよ。で、
ルクラには、もう下山して飛行機を待っているツーリストが3000人いて
ルクラの宿には泊まれなくて、1つ手前の村の宿でスタンバイしてるらしいよ」と。
私たちは、とりあえず翌日は、予定通り次の村パクディンまで下がり、1泊。
宿でランチをしていた時に、イギリス人のグループツアーが
その日の午後にルクラまで下る予定でいるようで、そこでの会話。
「いつも使っている宿があるんだけど、幸いにも仏間とドミトリーは空いてる
らしいから、そこで寝れるよー」とのこと。
私たちのガイドに「明日、ルクラに行って、宿の部屋、取れると思う?」
と聞いたら、
「宿に電話して、部屋を確保してくれるようにお願いしたから」
との返事でした。

その日の午後、パクディンの村の中心まで散歩に出かけると、
何度か顔を合わせている日本人トレッカーのTさんとばったり出会い、
情報通のTさんは、いろいろと教えてくれたのでした。
「どうも1日1000人のペースで、ルクラ増え続けていて、
部屋の確保の約束って言っても、早い者順らしいから、
ルクラの宿で寝れればラッキーみたいな感じみたいだよ」とか
「ヘリコプターのチャーターが1人375ドルらしいけど、
それでも人気で順番待ちみたいだよ」とか
「今まで最大10日間ぐらい飛ばない時もあって、その時は
軍のヘリコプターが出てきたらしいよ」とか、
いろんな話しがありました。

宿に戻ると、ドバイで働くリッチそうなイギリス人グループが、
2000ポンドでヘリをチャーターし、明日カトマンズに戻るという話が。

というわけで、「本当、ルクラ、どうなってるの?」という疑問を抱きながら
翌日ルクラまで下山すると、小さな小さな田舎村に
たしかに観光客が溢れていました。
自分らが泊まる予定の宿に着いても、なかなか部屋に通されません。
「これって、絶対に部屋が空いてないってことだよね」と思い、
お昼を食べ終わったころに、宿のダイニングルームを出て行くグループがいました。
どうやらルクラから20分程下山した村にヘリコプターが1時間後に来るので、
それでカトマンズに戻れるグループのようです。
そして彼らがチェックアウトしたので、私たちは、部屋を確保できました。

そしてここからまるで小説のような世界が繰り広げられていきます。
現地のテレビやラジオを理解できない私たちにとって、
入ってくる情報は、ガイド等を通じた伝聞情報、つまり噂です。

「どうもルクラには今4000人がいるらしい」
「軍のヘリが救援にくるらしい」
「そのうち村の食料が尽きるらしい」
「明日は晴れるらしい」
「月曜日までは晴れないらしい」
「さっきカトマンズから飛行機が一機飛んだが、
結局着陸できなくて、引き返したらしい」
「1時間後に下の村からヘリが飛ぶらしい」
「もうこれ以上下山しないように、トレッカーは
ナムチェバザールで待機するように言われてるらしい」
「ヘリが飛ぶと言われて、下の村まで下山したのに
結局今日はヘリが一日飛ばず、みんな戻ってきた挙げ句に
宿の部屋が満席で泊まる場所がなくなったらしい」
とか、それはそれはいろんな噂が出回ってました。

で、こんな状況からカトマンズに戻る方法とは?

1 歩いて下山し、バスで半日
ルクラからさらに3日間歩いて、そこからバスで半日。
ある意味確実に帰れます。
噂だと1日100人近くはこの方法で下山していったらしい。

2 500ドルを払ってヘリで戻る
飛行機が飛べない場合でも、ヘリなら可な場合も。
(下の村のヘリポートなら使用できる場合も)
しかしながら、これも天候次第で、
実際にヘリは、ほとんど飛んでませんでした。
にもかかわらず、ヘリで戻りたい人はすごい数。
宿やガイドがヘリを手配することが多いようで、
「もう3日間待ってるけど、まだヘリは手配できないの?」と
手配できないんじゃなくて、天気が悪い訳ですが、
そのへんをはき違えて、イライラとしている人たちを村中でみました。
さらにある日村中に御触書が。
「ヘリ代が600ドルという話もあるようですが、ヘリ代は500ドル以上
支払うべからず」と。すごいですねー。災害につけ込んだ資本主義です。

3 いずれくる飛行機を待つ
ま、多くの人たちがこれを選んでいる訳ですが、
1と3の選択肢で揺れ動く人も多く、
誰もいつ晴れるかなんて保証できない中、
「こんなに飛行機が飛ばないなら、歩いて帰ってればよかった」と
ガイドに楯つく人もいます。

とこういった特殊な環境に放り込まれた時に、
人間の性格や人柄って、かなり露出します。
その人間観察が、興味深かったです。

毎朝起きると「あー、今日も霧がかかっていて、無理かなー」と
思っていると、少し霧が晴れはじめ、
ヘリが1機やってくると、村中で歓声と拍手が上がり、
「次は自分らの番かも」と思って、スタンバイを始める人が出ますが、
結局その日1日来たヘリは、朝の1機のみとか。
5日目の夜に、ずっとカトマンズに戻れずに空港に待機していた1機が
ほんの少しだけ霧が晴れた瞬間に空港を飛び立った時は
村中の人が空港に駆け寄り、拍手して見送ったのでした。

ようやく7日後に朝から霧が晴れ、飛行機が飛び始めると
今度は、また違った精神状態におかれます。
時刻表などなく、とりあえず飛行機が10分おきに飛ぶような状態になるので、
自分がいつの何時の飛行機に本当に乗れるのか分からない場合が多いので、
とりあえずその日のチケットを持っている人たちは、
宿でいつやってくるかわからない自分のフライトを待ち続けることになります。
そして宿の人やガイドに「次のフライトに乗れるから、空港に急いで」と
急かされて、空港に向かうのです(空港徒歩5分ですから)。
その日のフライトのチケットを持っていても
山の天気は変わりやすいので、本当に帰れるのかは神のみぞ知る次第で、
「乗れそうだから、空港へ」と言われて、結局乗れずに宿に戻ってくる人も多数。

ようやく飛行機が飛んだその日、全部で60フライトぐらいあったらしいですが、
結局脱出できたのは、キャンセルが始まった1&2日目の人たちまで。
まだまだ長い列ができています。
私らは、当初日曜日にカトマンズに戻る予定でしたが、
飛行機が飛びはじめたのが月曜日だったので、もちろんぜんぜん無理でした。
というのも、なんと手配してもらっていたチケットが、
オープンチケットだったのです。
ということは、予約が空いていれば、入れられると
こんな状況では一番優先順位が低いチケットです。
っていうかハイシーズンでオープンだなんて、
絶対に予約が入れられなかったからオープンで発券したとしか思えてません。

幸いカトマンズからバンコクへのアウトを木曜日にしていたので
まだ余裕があったのですが、すでに3日過した村で、
やることもなくなってしまい、カトマンズに戻りたかった次第でした。
宿の人にも月曜日の夜の時点で
「オープンチケットだと、あと1週間経っても帰れないと思うよ」と言われ、
「えーっつ。そんなにこの村ですることないしー」(別に仕事は気にしてない)
と考えていたら、宿のオーナーがひそひそ話を始めました。

「全部明日も満席なんだけど、シンボチェからのフライトには
空きがあるから、それに乗せられるかもしれない。片道120ドルだけどね。
で、使わないオープンチケットは、カトマンズに戻ったら払い戻せばいいから。
あ、ここだけの話ね。他のゲストには言わないでね・・・」

シンボチェというのは、ナムチェバザールのちょっと上にある小さな飛行場、
そこには定期便はずなのですが・・・。
いったいどういうことなのか。この120ドルは、テーブルの下から渡すような
絶対に領収書を出してもらえないような取引ではと思いつつ、
ヘリで戻るよりも全然安い!し、払い戻せば、実質ほとんど出費はないので、
この美味しい話にならない理由はありません。
なので即効で「お願いします」と言ってみるものの
2人分240ドルの米ドル現金、ないんです。
幸いにも翌朝銀行でVISAカードでキャッシュアウトができたからよかったのですが、
こういうときのためにも米ドル現金は余裕を持っておきましょう。
もし翌日が銀行定休日だったら、
私たちはカトマンズに戻るチャンスを棒に振っていたかもしれません。

そして翌朝、宿のオーナーに聞いても「その話はちょっと待ってて」とだけ言われて
なかなか取り合ってもらえません。
一応いつでも帰れるようにパッキングはしてあるんですけど。
再度確認すると「今日で18番目の飛行機で可能性がある」とのこと。
18番目っていっても、自分らが当初予定する航空会社で18番目?
(飛びはじめた初日には、自分らの航空会社は27回飛んだ)、
それともルクラの空港全体で18番目?
と、いつ呼ばれるかも分からない待合室で待つような気分で
宿のテラスで飛び立つ飛行機を眺めながら(宿は空港隣)、
お昼の時間になり、お昼ごはんでも注文していると、
宿の2代目が空港から戻ってきました。
「多分2時間後に乗れるから、空港に行く準備を始めて」と。
その言葉を信じたく、「お金なら、ここにあります」とドラマのように言ってみると
「お金は、空港で搭乗券と交換。とりあえず空港へ」と言われるので、
「あのー、お昼、頼んじゃったんですけど」と答えてみると
「そんじゃ、チェックインする大きな荷物だけでも空港に先に持っていって」
と言われ、空港に荷物を運びにいきました。

そしてそんな空港ロビーは、まるで内戦が起きて
逃げ出す人々でごった返すようなカオスです。
航空会社のカウンターには、長蛇の列。
隣でバックパッカーの外人などがスタンバイを狙って叫んでいますが、
もちろん相手にされません。
たくさんの外国人が、自分でどうにかスタンバイシートを狙おうと
空港内で待っていますが、何もできずにただただ待っているだけ。
ネパール人のガイドでさえ、スタンバイが取れずにいるんですから、当然です。
こういう状況で、現地語ができない中で
ガイドや宿の人たちを戦って、航空券を勝ち取るのはたぶん不可能です。

とりあえず宿のオーナーに「ここに荷物を置いておいて」と言われ、
一度荷物を置いたら、宿に戻りお昼ごはんをいただき、チェックアウト。
そして再度空港に戻ると、航空会社のオフィス外で
チケットを渡され、お金を渡して無事に航空券入手です。
自分らの航空会社とは違う他の会社でした。
「次のフライトだから」と言われ、搭乗ゲートで待つ時は、
「このまま晴れたままでいてください」と祈る気持ちです。
もしあと1時間以内に天気が変わってしまったら
このチケットもお流れ、またスタンバイし直しですから。

と、そんな祈りも通じたのか、
登場予定の航空会社の飛行機がカトマンズから戻ってきました。
前のお客さんが降りて、自分らが乗って、荷物を積んで再度出発するまで
その時間わずか15分程。神業のような早さで、飛び立ちます。

ルクラから離陸した時は、本当にほっとしました。
右側の席に陣取ったので、飛行機と同じくらいの高さに見える
ヒマラヤの山々を眺めているうちに、カトマンズ、わずか20分で到着。

あれだけカトマンズに戻りたいと願っていたのに、
あまりにあっさりと戻れて、ちょっと拍子抜けしながら、
その日の夜はチベット料理レストランで、チベット鍋の夕べ。
美味しい鍋をつつきながら、
カトマンズに戻って来れたのが嘘のようで実感できませんでした。

オープンチケットで、一番優先順位が低い自分らが、
自分らよりも早い日にちの戻り便のチケットを持っている人たちよりも
早くカトマンズに戻ることができたのは、すべてあの宿のおかげです。

まるで村中が空港の待合室状態だったルクラで過した
最後の数日間がけっこう特殊な環境だったので、
そのインパクトで山で過した日々が吹っ飛びそうな勢いでした。

いずれにしても年に1−2度はこんな事態があるようなので、
アンラッキーな状況に遭遇してしまったら、
できるだけ成り行きに任せて過しましょう。
その方が、精神的にたぶん楽です。

<まとめ>

いずれにしてもハイシーズンは、オープンチケットは買うべからず。

なんでこんなに宿のオーナーがチケットのアレンジをするのかというと、
ルクラ便の場合、カトマンズに戻るフライトのリコンファームを
通常トレッキング開始時にルクラ入りした時に、
帰りに泊まる宿に航空券を渡し、リコンファームをお願いするからです。
なので、トレッキングが始まる前に、どの宿に泊まるか決めておきましょう。
(たいていガイドが連れいてく宿です)

きっとどの宿も、私たちが泊まった宿と同じように
飛行機が飛び始めると空港に張り付いて、
少しでも早くゲストが帰れるように努力してくれます。
そんな中、私らの宿は、私たちが乗ったフライトに
飛行機が飛ばずに同じ宿に残っていたほどんとの他のゲストも乗っていました。
まだまだ飛行機が飛びはじめて2日目なので、
そんなにたくさん戻れるわけでもない中、
どれくらいのゲストを少しでも早く送り出せるのか、
ある意味それぞれの宿のオーナーのコネクションや存在感によるところが
大きい気がします。
そういった意味で、『歩き方』にも載っているこの宿「パラダイスロッジ」
いざという時に役に立つ安心できる宿です。
(『歩き方』にはカードも使えるとなっていますが、使えません。
また『歩き方』に書いてある通り、ヤクシズラー(ヤクのステーキ鉄板焼き)は
美味で、私は3晩毎晩これを食べていました)

何があるかわらかに途上国の辺鄙では、現金がすべて。
米ドルは多めに持っていましょう。

天気という、誰もコントロールできず、予測できない相手と戦う場合、
下山するにしろ、ヘリに乗るにしろ、飛行機を待つにしろ、
なにが本当に一番早いのかはだれもわからないので、
自分の責任で決めましょう。じゃないと、自分が苦しい思いをします。
そんなゲストたちやこの件で喧嘩をしているグループ等を見ました。

<ちょっと関係なさそうだけど、思ったこと>
きっとオーストラリアに難民としてやってきて
一時収容所にいる人たちは、これよりも悲惨な思いで過しています。
「自分よりも後に来た人が先に出ていった」
といったように、自分ではコントロールできない状況で
完全に自分の未来を他人に預けている状態です。
それはとてもとてもしんどいはず。
なので、少しでも各国の難民政策がマシになるように
アムネスティやUNHCRをサポートしましょう。
by sydneybeachboys | 2011-11-17 18:38 | ちょっと旅

エベレスト街道トレッキング 宿&シャワー編

10年以上前にトレッキングをした
アンナプルナトレッキングときとは大違いで、
どこのロッジも、かなりしっかりと作られていて
暖房はないので、部屋はものすごく寒いものの
かなり快適でした。
といっても部屋で過ごすのは、寝る時だけです。

10年以上前のロッジの部屋といえば、
ベニヤ板の壁でさらに隙間まであったりした覚えがあるのですが、
団体ツアー旅行客が圧倒的に多いからか、
どこもかしこもそれなりにこぎれいでした。
共同トイレも野外にあったところも昔は多かったのですが、
今回はどこも部屋と同じ建物内にあったりで、
夜中に目が覚めてトイレに行くのも、そんなに苦じゃありません。

ストーブに火がつくのは、ダイニングルームだけなので、
必然的に寝るとき以外は、ここで過すことになります。
さらに火がつくのは夕方以降なので、
午後はかなり寒い思いをするときもあるので、
こういう時にダウンジャケットがマストアイテムになります。
また多くのロッジで、一回火をつけて消えてしまったらそれで終わり
なので、だいたい7時半から8時には、
ダイニングルームも冷えはじめます。
ま、この時間には夜ごはんはほぼ終っているので、
ロッジ的には、客をとっとと部屋に戻して、
寝てもらおう作戦で、追加の火を灯さないのでしょう。

標高4000m以下では、薪で、
それ以上の高さになると木がないので、
ヤクの糞を乾燥させたものを燃やします。
とってもエコな暮らしの知恵でいいですね。
別に臭くはないです。ただし燃えるのが早いので、
ダイニングルーム退出時間が、さらに早まります。

ハイシーズンの10&11月は、団体ツアーが大挙して押し寄せるので、
多くの宿が旅行会社によって予約されています。
なので、私たちみたいに個人手配の少人数グループだと、
部屋が空いている宿に泊まる方向性になります。
ロンプラなどでそれなりにロッジがあると書いてある村でも
そういった意味での選択肢はありません。
上の方の村のみ混んでいるイメージがありますが、
すでに2日目に泊まるナムチェバザール(最大の村)でも
泊まる場所に溢れてしまう可能性があるぐらい、
ハイシーズンは混んでいます。

なので、私たちみたいな少人数手配の場合、
ガイドがそのコネクションで宿を事前に手配して、
部屋を確保できるように努力してくれます。
ガイドなしで旅している1ー2人グループもいましたが、
アポなしで宿に来ても「満室です」と断られているケースを
たくさんみました。
特に飛行機が飛ばない時のルクラは、
ガイドや団体ツアーでさえ個室を確保するのは至難の業で
大部屋やダイニングルームで寝ないと行けない場合さえあるのです。

では、どのようにガイドは事前に部屋を確保するのか。
いくつかやり方がある模様です。

1 仲良くしている宿の場合、前日に電話する
次の目的地に自分の顔が利くロッジがある場合、
前日に電話をして、翌日の部屋を確保します。
ハイシーズンでは、もちろん来る人も入れば、出て行く人もいるわけです。

2 先に次の目的地に行く知り合いのガイドに依頼する
たいていみな同じスケジュールでトレッキングするので、
次の目的地に1日早く向かう知り合いのガイドを見つけたとき、
その人にお願いし、彼らのゲストが泊まる同じ宿に、
翌日分の私たちのための部屋を確保しておくようにお願いします。

3 ポーターを先に行かせる
出発当日の朝1時間くらい早く、ポーターを先に出発させ、
宿を確保させます。

4 少しでも早く出発する
ガイドのコネやスキルとは何も関係なく、
他のゲストよりも朝早くに宿を出て、次の村へ向かいます。
だいたい7時半位から歩き始めるので、
朝ごはん6時半、出発7時とか。
でもこれって結局歩くスピードや途中の休憩時間で、
追い抜かれたりするので、
あんまり意味がないかもしれません。

確実なのは、1から3の順です。
幸いにも私たちは、このどれかのやり方で
宿が少なくて劇混みになるディンボチェ以降でも
個室を確実にキープできました。
あとは6日間フライトキャンセルが続いた数千人がいるといわれた
ルクラでも、個室を最初から確保できました。

なので、こういった意味でも
ハイシーズンにガイドを雇う意味があります。
道案内だけでなく、観光案内だけでなく、
何でも屋さんとして、助けてくれるからです。
ガイドは、宿のダイニングでは、注文を取ったり運んだりするウェイターとして
ゲストの面倒を見てくれるので、
大混雑の宿では、ガイドなしでは、
ごはん時をお願いした時間に注文を忘れられたりもします・・・。

ハイシーズンであと大変なのは、ダイニングルームの
席取り合戦です。
特に5000mを越える最後の2泊のロブチェ、カラパタールは
みんなここを目指すのに対し、
ロッジの数が極端に少ないので、ダイニングルームは劇混みです。
さらに宿にとっての上顧客の団体ツアー客の席は
「予約」などで優先されていくので、
少人数のグループの場合、自分らで場所を確保しないといけないので、
午後2ー3時からテーブルと席を陣取ったら、絶対に離れてはいけません。
私たちも、どちらかが必ずテーブルにいるようにしました。
じゃないと、夜ごはんを食べる席がなくなっちゃいます。
またはどうにか宿の人がスペースを見つけてくれますが、
団体客のど真ん中の窮屈なスペース等、快適からは程遠い感じです。
なので、ロブチェとカラパタールのロッジでは、
ダイニングルームに早いうちから陣取ることをお勧めします。
そこ以外は、寒くて居場所もないんですけどね。
部屋の寝袋で昼寝をすると、高山病を悪化させるだけですし。

毎日シャワーを浴びる生活に慣れている現代の先進国人にとって、
どれだけ、どんなシャワーが浴びられるかは
けっこう気になるところではと思うのですが、
実際のところ、あんまり期待しないほうがいいです。

10年前のアンナプルナではソーラーパワーだったので、
お湯もぬるくて、さらにすぐにお湯がなくなってしまう状態でしたが、
今回の多くの宿の場合、湯沸かし器のようなガスでお湯を沸かしているので、
途中でお湯がぬるくなることはありません。
が、水圧が弱いので、昔の木造住宅のガスで沸かしたお湯のように
ちょろちょろしかでない場所がほとんどです。
なので、シャワーを浴びている時も、かなり寒いです。
もちろん浴び終わった後も寒いです。
という感じなので身体を冷やして、風邪を引く可能性が高まります。
ナムチェバザールのナムチェホテルだけは
カトマンズのホテルのシャワーよりも、大量に無制限にお湯が出ました。

なのでシャワーですが、期待せずに、
それなりにお湯が出る宿だったらラッキーぐらいに思っていた方が
覚悟が決まります。私たちは、3ー4日に1回ぐらいシャワーしましたが、
4000mを越えると寒さで、裸になることさえ嫌になります。
少しでも快適にシャワーを浴びたいなら、
宿に着いた午後早め、まだ日が出ていて暖かい時間です。
日が沈みはじめたり、曇り始めると、一気に冷えます。

ちなみにシャワー代はどこも1回300ルピーほど。
時間無制限のところもあれば、
時間制限は言われないものの、いつのまにか水になる場所、
最初から「シャワー7分」と言われる場所など、様々です。

<まとめ>
宿の部屋は、以外と快適だった。そこだけは10年前よりネパール、
進化してました。

ハイシーズン時の個室確保は、ガイドのコネ次第。
ガイドなしの場合は、厳しい時もあることは覚悟しましょう。

シャワーはお湯がそれなりに出る宿があったらラッキー程度なつもりで。
by sydneybeachboys | 2011-11-17 16:57 | ちょっと旅

エベレスト街道トレッキング 準備品編

私たちのようなアウトドア&山登り初心者が
エベレスト街道のトレッキングに出かけたいと思った場合。
予算に余裕があれば、なんでもかんでも先進国で揃えてでかければ
もちろん安心ですが、アウトドアグッズはスペックが売りのものが
多いので、全体的にお金、かかります。

一方10年ぶりに出かけたカトマンズの六本木状態の
外人ゲットーエリアのタメルで、一番変わった景色。
それは偽アウトドアグッズ店の多さ。
政治的にも安定し、団体ツアーのトレッキング旅行客のニーズの
急上昇に合わせて出現したと想像できます。
ネットで情報を検索すると、
いかにこの偽アウトドアグッズが安く、
そしてほぼ何でも手に入るかがわかります。

が、偽だけに、どこまでが本物(素材含む)かどうかは
たぶん一般人には判断できません。
そしてこの素材というのが、スポーツであるトレッキングでは
快適度を左右する大きなキーワード。
標高3000mを越えると、想像以上に寒く、
ヒマラヤの氷河から吹き付ける風は冷たく、
そして高山病で頭は痛く、足は重くで、
日本やオーストラリアで楽しむトレッキングよりも
圧倒的に肉体的に疲労する(=精神的にも疲れる)環境が10日間近く続きます。

そんな中、私みたいな快適さを犠牲にしたくない
アウトドア&山登り初心者の人間が思う、
これだけは先進国できちんとお金を出して、安心代だと思って
買っていくべきものと
カトマンズやナムチェバザール調達で全然OKなものを
ご紹介したいと思います。

1 ケチるべからずリスト
先進国できちんとしたものを買うことをお勧めします。

<登山靴>
毎日3ー8時間、歩きます。
私らはしばらく前に投資して数万円(または同等の豪ドル)のトレッキング靴を
買って、たまに履いて、トレッキング(または散歩)を楽しんでいます。
コンクリートの滑らかな地面を歩くことに慣れきっている
先進国の人間にとって、
石がごろごろしていたりする舗装されていないトレッキングルートで
バランスをとって歩くことは、至難の業。
なので、きちんと足首までサポートされているトレッキングシューズを。
もちろんゴアテックスで。
ゴアテックスでも、インナーソール含め、
毎日履き続けているので、かなり靴は蒸れてしまいます。
そしてそれをまた履くと足が冷えて、
ただでさえ氷点下な山の朝で、不快度数は高まります。
なので、ゴアテックス&足首まで!はミニマムかと。
後は、自分の足に合っていることが大切なので、
きちんと専門店で試着して、スタッフにアドバイスをもらいながら、
そして事前に少し履きならすことで靴ずれなどを防げます。
なので、トレッキングシューズは絶対に事前によいものを。
現地のポーターはビーザンやスニーカーですが、
それは彼らがその環境で産まれ育っているからです。
自分の身の程を知りましょう。

<寝袋>
寝袋のなかった私たちは、
日本のモンベル、オーストラリアのカトマンズと
それぞれの国を代表するアウトドアブランドで
マイナス30度位までOKな寝袋を、各数万円程度出して買いました。
痛い出費でしたが、これは正解です。
まず本当に、寒い。寒いんです。
が、3万円出しただけの寝袋。1回中に入ると数分で温まり、
外の寒さが嘘のように感じます。
頭も冷えると風邪を引いたり、高山病を悪化させる原因になるので、
まるでミイラになったように、すっぽりと寝袋に入ってしまえば、快適です。
寝袋のレンタルもありますが、清潔度や質は?だと思いますし、
同じくいくらでも寝袋はカトマンズで売っていますが、
ダウンの質や最低マイナス何度の状況でも使用できるか等の
保証は、使ってみるまで、どこにもありません。
想像以上に3000mを越えると夜は冷えるので(というか氷点下)、
寝袋はよいものを。

<トレッキング靴下>
これは、モンベルなどが1足1500円くらいで売っているので、
それを数足。毎日履き替える必要はありません。
現地でも偽ノースフェイスなどが消臭効果や即乾効果ありなどで
1足300ルピー程度で売られていますが、たぶんどれも嘘です。
ジム等でエクササイズする時に履くような普通の靴下の機能しかありません。
専用のきちんとしたトレッキングソックスは、ホールド力が違うので
足の疲労度が違います。また靴擦れもおきにくいです。
1足偽ノースフェイスソックスを買って、履き比べたので、確かです。

<トレッキングまたはスポーツ用保温下着>
ユニクロのヒートテックと、アウトドアブランドの保湿下着、
両方を持っていて、試してみました。
ヒートテック、保温では悪くはないのですが、
乾きが悪いので、歩いている時はいいのですが、
休憩時やロッジに着いた時に、冷えて体温を奪います。
一方アウトドアブランドは、保温の点も上、後は即乾性も圧倒的に優れています。
もちろんカトマンズでもいくらでもこの手を名売った長袖Tシャツやタイツ、
売っていますが、その質は保証されていないので、
絶対に保湿下着も、きちんとしたものを。
だいたい3日に一度ぐらいで着替えは済みます。
なぜか臭いません、そんなに。
私は、宿に着いたら、宿用の服に着替えていたので、
それももしかしたら、3日以上同じ長袖シャツを下着として着用しても
気にならなかった理由かもしれません。
あと洗濯は水が冷たすぎて、手がちぎれそうで顔を洗うことさえためらうので、
先進国に暮らす私らが、あの水の冷たさせ洗濯することは不可能かと。


<ゴアテックスなレインウェア>
カトマンズでの偽ゴアテックスレインウェアの場合、
生地はきちんとゴアテックスを使用している模様と言う情報を
多く見たので、ゴアテックスのレインウェアのないパートナーは
さっそくカトマンズで偽ノースフェイスを購入してみました。

ハイシーズンの10&11月だと基本乾期ですし、
3000mを過ぎると、雨ではなく、雪になるので、
ゴアテックスのレインウェアは、保険およびウィンドブレーカーとして
使用することがほとんです。

私はノースフェイスのゴアテックスレインウェアを持っていたのですが、
偽ノースフェイスを買って、着用していたパートナーの感想。
「これ、ただのポリだと思う」とのこと。
というのも、汗をかいた時にすべてこもってしまって、不快とのことでした。
となると、下着等もこれまた乾かずに、身体を冷やす原因になります。
ゴアテックスのレインウェアは1着あると、
町中でも大雨の日に役立ちますし、
私みたいなチャリ通勤実施者にとっては突然の雨にも備えられるので、
買っておいて(特に日本みたいに梅雨のある国)損はないはずです。
寝袋や保湿下着と同様ですが、素材に快適度が左右されるアイテムは、
偽ブランドだとどこにもその保証がないというのが致命的です。

<フリース>
フリースの素材でやはり速乾性の生地であるなら、言うことなし。
これも同じく、蒸れと乾きの遅さによる身体を冷やす不快度を防ぐためです。
ただしそのへん、気にしなければ、ユニクロでも十分ですし、
同じくカトマンズの偽ブランドでも暖をとる言う意味では機能します。
私は、アウトドアブランドフリースはありませんが、乗り切れました。

<日焼け止め>
やっぱり焼けない技術では日本の化粧品ブランドの日焼け止めを。
私はソフィーナのSPF50でしたが、きちんと塗っていた時は焼けませんでした。
もちろん休憩時には、こまめに塗り直しを。
日本ブランドの日焼け止めは、塗り重ねても白浮きしないし、文句なし。
唯一の問題は、洗顔です。
水が冷たくて、顔を洗う気が3000mを過ぎると、失せます。
私はビオレの拭くだけコットンで拭き取って、
その後エビアンのスプレーで拭き取っていましたが、
やっぱり毛穴には詰まります。
そしてそのうち、エビアンのスプレーさえ、冷たくてスプレーしたくなくなります。
最後には5000mを過ぎるとスプレーのノズルが凍ってしまうのでした。
が日焼け止め塗らないと、顔が真っ赤に腫れて、皮が剥けます。

2 別にカトマンズで偽ブランドでも大丈夫そうなリスト

<ダウンジャケット>
本気で、寒いんです。特にロッジに着いてから。
歩いている時は、身体を動かしているのでいいのですが、
落ち着くと、寒い。
4000mを越えると、歩いていても風が冷たいとダウンがほしくなります。
が、ダウンジャケット高いですよね、どこでも。
で、カトマンズだと、値段はピンキリですが5000ルピーもあれば
それなりのものが買えます。
これまた偽ブランドなので、ダウン800とかフェザーは使ってないとか
どこまで本当かはどこにも保証はありません。
私が買った3500ルピーの偽ノースフェイスですが、
十分に暖かさという意味では、役立ってくれて、不満はまったくありませんでした。
他のトレッカーが来ているダウンジャケットも80%以上は
みんなネパールで購入している偽ブランドかと思います。

偽ブランドの痛いところは、
まず毛がすぐに外に出てきてしまうこと。
表面素材が安いということですね。
あとはシルエットが野暮ったいといったところでしょうか。
が、価格を考えると1/4程度なので、
とりあえずトレッキングのために必要な程度であれば、偽で十分かと。
でも、これでダウンジャケットの温かさを知った私は、
次回日本に帰国した時に、
絶対に本物のノースフェイスのダウンジャケットに投資します。

暖を取るための服は、ダウンジャケットやセーター含め、
とりあえず着込んでいけば、温かくなるので、
そこまで心配しなくてもいいかと。
多くの人がポーターに荷物をお願いすると思うので、
重量を気にする必要もそんなにないはずなので。
私らは、ウールのセーター2枚重ねとかしてました。

<手袋、帽子、スティック等の小物>
アウトドアブランドで、数千円でたくさんありますが、
ほとんどがフリース素材でシンプルなものなので、
デザインさえ気にしなければ、ネパールで300ルピーぐらいで手に入ります。
ヤクウールの帽子とか思い出にもなりますし。
手袋は、4000mを越えるとただのウールだけだと風が抜けて寒いので、
フリース素材等のインナーグローブ付きのものを。
4000m以下であれば、フィンガーレスの手袋がおすすめ。
カメラのシャッターを押す時に手袋をいちいち外す必要がありませんし、
寒いロッジでもずっと付けていられますので、ぜひ。

マフラーを持っていっていたのですが、
トレッキングではネックウオーマーの方が便利です。
これもアウトドアブランドだと数千円しますが、
ナムチェバザールで購入したネックウオーマー300ルピーです。

トレッキングのスティック、必要かどうか迷いました。
ネットでも、きちんとした使用方法を知らないと逆効果等、
それなりに山登りを楽しんでいる人たちの意見にも色々ありましたが、
あった方が、登りも下りも便利です。
ほとんどのトレッカーが使用しています。2本。
私たちもナムチェバザールで購入してみました。
2本で1000ルピー。
使い方も特に知りませんでしたが、何となく使っているだけでも
ナムチェバザール前の使用していなかった時に比べて
十分に疲労軽減に役立ち、登りやすさ、下りやすさを実感しました。
ルクラでも売っているので、トレッキングスタート時の入手で十分です。
とりあえず日本のアウトドアショップで使いだけでも伝授してもらっても
いいかもしれませんね。

3 これは忘れずに山に持っていきましょうリスト
別にどこで買っても問題ないかと。

<ダイモックス>
高山病の薬です。カトマンズの薬局でもナムチェバザールでの薬局でも売ってます。
10錠カトマンズなら70ルピー、ナムチェで200ルピー。
安心代だと思って、20錠位あると安心です。
予防効果もあるので、ナムチェバザール(3000m弱)ぐらいから
朝晩飲みはじめてました。
が、飲んでも高山病の症状は避けられませんが、
軽減してくれていたと信じたい。
多かれ少なかれ、4000mを越えると高山病の症状が出てこない人はいないかと。
最初の難関になるディンボチェでは、ほとんどの人が到着1日目は
ロッジでぐったりとしてました。

<ヘッドライト>
カトマンズ市内をタメル以外をうろうろ夜する時も安心のために
持っておきたいヘッドライト。
電気が付いていても当たり前のように停電します。
もちろん予備の電池も忘れずに。 

4 次回はもっていくかなーリスト

<マスク>
カトマンズ市内の空気の汚さ(ローカルもマスクしてます、けっこう)も
そうですが、乾期のネパールは国中がほこりっぽい。
もちろんトレッキングルートもすごく土ぼこりが舞って、
喉と鼻を痛めて、私のように風邪を引いて、
鼻が詰まって呼吸が浅くなり、
夜に高山病を悪化させる悪夢をみることになります。
これを防ぐためには、マスクなのですが、
どんどん空気が薄くなっていくのに、息苦しくないのかと思うと、
多少迷うところです。が、
本当に鼻詰まりのおかげで高山病の頭痛で苦労したので、
次回はマスク持っていきます。
あとは、うがいをもっと頻繁にします。

<ミルククレンジング>
日焼け止めを落とすために、ミルクタイプの拭き取りクレンジングを
もっていくかなーと。
で、お湯をロッジから1Lもらって、そのお湯をコットンにしみこませて
拭き取るようにすれば、少しは快適に洗顔っぽいことができるかと。

<写真>
ガイドやポーターと世間話をするときに、
自分の住んでいる街や職場の風景とか家族の写真があると
話が弾んで、楽しいかもしれません。

<トイレの便座カバー>
笑われそうですが、便座があるトイレの場合、
寒くて座ってられないんです。
おかげでかなり便秘でした(あとは野菜がたっぷり食べられないので、
食物繊維不足だったのも理由)。
なので100円ショップとかでいいんで、
安い便座カバーをもっていってみようと企んでします。
あとはアルコール消毒スプレーのミニサイズ。
宿によっては、便座の上にトイレットペーパーを引いても
座ることがためらわれそうな場所もあったので。

<トレッキング用のバックパック>
見た目とチャリ通勤でも使えることを重視して、
とあるカナダのブランドの懐かしいデザインのバックパックにしたのですが、
うーん、やっぱり、トレッキング用にアウターに
ポケットがいっぱいついていて、スティックとかもくっつけられる
バックパックが便利です。
なので、次回はきちんとそっちを買って持っていきます。
このへんもカトマンズで偽ブランドいくらでも手に入りますが、
実際の背負い心地とか、耐久性とかの不安を考えると
(トレッキングの途中で、壊れたりしたら最悪)、
私はオーストラリアか日本でアウトドアブランドのものを買います。


5 個人的にもっていってよかったもの

<ロッジ用の服>
基本どのトレッカーも荷物を少なくするために
トレッキング中もロッジにいるときも1日中同じ服を着ています。
アウターも普通は1、2着しかもっていかないので、
2週間朝から晩までほぼ同じ服を着ていることになります。
が、たまーにシャワーを浴びてすっきりした後などには、
トレッキングで何日も汚れている服を着たくない気分になるはず。
なので、ロッジにいる時用にジーンズやパンツ、シャツ等
気分転換のためにも1セットもっていくと、気分いいです。
私はパンツはジーンズを1足持っていて、
ロッジに着くとそっちに履き替えてました。

<暇つぶしの本>
これは数冊合った方が、安心です。
私は、石井ゆかりさんの星占い勉強本と2012年の星ダイヤリ−で
占い、ちょっと勉強してました。
IELTSの勉強もできるかと思って、テキスト持っていったのですが、
高山病でしんどい頭でお勉強することは不可能でした。
午後のほとんどをロッジで過ごすので、やること、ありません。
もしくはみんなお土産のトランプを買っています。
i phoneにゲームや映画等をたくさんいれていくのもいいかもしれませんが、
毎晩の充電代が300ルピーぐらい、かかりますね。

<まとめ>
素材が快適度を左右し、健康に左右するもの
(保温性、速乾性、ゴアテックス等)は保険だと思って、
偽ブランドではなく、きちんとしたものを。

下着や靴下など、身体に最初に身につける物は、
安心できるブランド(というよりも質が保証されている)のものを。

温かさを維持するアウター系は、最悪重ね着すればいいので、
たぶん偽ブランドやノンアウトドアブランドでも大丈夫(経験上)。

荷物はポーターに預けるので、
実はそこまで切り詰めなくても、大丈夫かも(経験上)。
by sydneybeachboys | 2011-11-15 21:06 | ちょっと旅

エベレスト街道トレッキング コスト編

やっぱり旅行で気になるのって、費用ですよね。
きちんと帳簿をつけるようなタイプではないので、
ざっくり計算ですが、2011年11月時点での費用はこんなもんでした。
意外とこの最新のコストが見つかりません。
『地球の歩き方』も『ロンプラ』も多少情報が古いので、
あそこに書いてあるよりも、もっとかかります。
さらに山に入ってしまうと、ナムチェバザール(普通は2&3泊目の村)
を最後にネパールルピーを新たに入手する機会はなくなるので、
一応現金は余裕をもって計算していたほうが、
食べたい物や飲みたい物もケチらずに過せるので、精神的に安心です。
トレッキングでは、食べる&飲む(お茶やソフトドリンクですが)が
歩く以外で唯一の楽しみといっても過言ではないので、
ここで手持ちの現金が少なくなってきて、我慢をするのは
かなりのストレスになります。

1 現金入手場所

トレッキングスタート地点の空港のある村、ルクラには
銀行の支店が2つあるので、ここで両替可能です。
そのうちの1つ、Nepal Investment Bankでは
VISAカードを使って現金のキャッシュアウトができます。
なので、私たちのように、飛行機が悪天候で飛ばずに
思った以上に現金が必要になってしまっても、
現金は手に入りますので、ご心配なく。
ただしカードはVISAだけです。

2&3泊目また帰りにも1泊する場合が多いナムチェバザールには
銀行の支店があって、なんとATMがあります。
1回あたりの引き出し限度額は5000ルピーで、
複数回やる必要もあるので、手数料を考えると、
ナムチェホテルの1階にVISAカードで現金キャッシュアウトができるので、
そっちでもいいかもしれません。
ちなみにこのナムチェホテル、支払いでカードが使えるので
現金を少しでも減らしたくない場合には、便利。
老舗だけあって、安心感があります。
さらに嬉しいのが、ホットシャワー。
また別途書きますが、共有のホットシャワー(1回300ルピー)でも
シャワー&トイレ付きの部屋のシャワー(1泊20米ドル)でも
お湯がたっぷり、無制限で出てきます。
お湯の温度は、ガスの湯沸かし器を多くの宿が使っているので
暖かいのですが、お湯の量に限度が合って、水圧が低くて
日本の数十年前の木造アパートのお風呂のシャワーみたいな
ちょとちょろしか出てこないのがトレッキングの宿は普通のようですが、
ここは、夢のようなシャワータイムが楽しめます。
特に帰路、身体もクタクタで汚い気分だった私たちには、
温泉にでも出かけたかのような至福な時でした。

話が逸れましたが、現金が入手できるのはこの2カ所のみ。
なので、余裕をもっておきましょう。
あとはやっぱり米ドルの現金。
私らは200ドル程度しか持っていきませんでしたが、
まだまだ発展途上国のネパール。何があるかわかりません。
もう少し余裕を持たせて米ドルは持っていた方が、
いざという時の保険になります。
この件は、悪天候による6日間のフライトキャンセルにより、
ルクラにて数千人のトレッカーがカトマンズに戻れなくなった事件
(1年に数回は起こるようです)にて、また詳しく。

2 費用 ガイド&ポーター編

ガイドブックに書いてあるよりも、かかります。
まずガイド&ポーターの費用ですが、
カトマンズで宿泊したホテル経由の旅行会社でアレンジしてもらい、
ガイド1人&ポーター1人で1日合計55ドル。
ガイドブックに書いてある値段は、ルクラに入ってから
自分で直接見つけたり、宿にアレンジしてもらった場合だと思います。
旅行会社の手数料も入っていれば、まあこれぐらいが相場かと。
日系の旅行会社にもお見積もりをお願いしましたが、
1人で出かけた場合のガイド&ポーター各1人は55米ドルでしたが、
カップルで出かけた場合には、もう少し手間ひまがかかるということで
たしか70ドル位のお見積もりをもらいました。
個人的には、55ドルでも彼らの仕事量を考えると、かなり安いと思います。
旅行会社が手数料でかなり持っていっていることも容易に想像できますが、
私としては、安く値切るのではなく、
ガイドやポーターやその家族のためにも、値切りすぎることなく
きちんとお支払いしたいと感じました。チップも同様です。
エベレスト街道は、本当に現金収入が
この観光関連に完全に依存しているとしか思えません。
季節労働者のようにハイシーズン時に現金を稼いで、
残りのシーズンは、家で畑やヤクの面倒を見たり、
カトマンズの英語学校やホスピタリティスクールでスキルアップする模様です。
なので、現金収入の機会は、私たち観光客が支払うお金なので、
きちんとお支払いすべきだと信じています。
「少しでも安く旅行したいから値切りまくるのは当然」(自分のために)、
とか
「値切らないと価格をつりあげることになる」(先進国の観光客にとって)、
とかもっともらしい理由はたくさんありますが、
あれだけ過酷な環境と仕事をしないといけない現実を見ると(他に選択肢がない)、
きちんと払える人のみが、環境負担等も考えると出かけるべきです。
金銭的には先進国に暮らしている人が、バックパッカーであっても
海外に旅行する余裕があるなら、払えない金額ではありません。
また現地雇用を生み出し、現金収入を得る機会を与えるためにも
ガイドやポーターは個人的には雇うべきだと思います。
確かにハイシーズンなら、たくさんトレッカーがいるので、
ガイドなしでも道はわかります。
が、ガイドの仕事はそれだけではなく、特にハイシーズンだからこと
そのありがたみを感じること、間違いなしです(後述しますが)。
貴重な自然環境を観光客としてお邪魔して、楽しませてもらっているのだから、
きちんと現金を落としていくのは責任です。
それがその地域に暮らす人たちの未来へのサポートになるはずですから。

あとチップを米ドルや自国通貨でポーターに渡している人もいましたが、
カトマンズに出たこともないような村人がポーターをしているので、
外貨だとレートも山だと不利だし、外人以外が銀行で両替できるかも不明です。
最悪圧倒的に不利なレートで闇両替かもしれません(これは勝手な想像)。
なので、チップはルピーで渡してあげた方がベターかと。
最後にチップの分を捻出しようとすると、現金が足りないなどが予想されるので、
最初にチップ分でサービスが満足いったときには最大これだけあげよう!と
いう金額を封筒に入れて取っておいて、
満足度に合わせて、そこから最後は引いていく(もしくは足していく)
というのがおすすめです。
気持ちよく最後までつき合えるかもしれないガイドやポーターと
最後にお金の件で、なんとなく微妙な雰囲気に終りたくないじゃないですか。
チップの金額は、1日雇った費用の15%あたりを相場に。
あとは自分と彼らとの関係で判断しましょう。
私らは、もう少し最後に渡しました。そうしたかったので、純粋に。
自分らにとってはランチ1回分の+10ドルが、
彼らにとってはもっと価値があるはずなので、そのへんはケチらずに。

3 費用 宿&食事代編

宿代は、トイレ共有部屋だとだいたいどこも1泊200ルピー。
10年以上前のアンナプルナトレッキング時代に比べると
旅行会社のツアートレッキンググループが圧倒的に増えていて
お部屋のスタンダードがずいぶんと上がっていました。
なのでトイレ付きの(場合によってはシャワーも)部屋もあるので、
この辺は700ルピーぐらいから20米ドルぐらいまで幅広く。
宿も一番標高の高いゴラクシェップ(標高5300メートルぐらい)だと
1部屋500ルピーぐらいになります。

食事代は、標高が上がればあがるほど、高くなります。
ポーターが必死に運んだり、ヘリで輸送していることを考えると
当然の価格(または安すぎる)と言えます。
これを「カトマンズよりも高い」と単純に判断するような
ポーターの地獄のような単純作業の重労働の過酷さを想像できないような方は
トレッキングにでかけるべきではないかと思います。

だいたい朝ごはんのトーストやパンケーキが200ルピー、
チャーハンや焼きそばあたりが250−350ルピー、
ダルバールセットが400ルピー、
パスタ(あるんです、パスタ)系が400ルピー、
ピザ(あるんです、怖くてロッジでは食べてませんが)400ルピー、
ヤクや鶏肉のステーキ500ルピー、
じゃがいも系(ゆでたり、揚げたり)350ルピー、
モモ350ルピー、
スープ&インスタントラーメン系200ルピー、
アップルパイ系が300ルピー、
これくらいが一般的なロッジのメニューと最低ライン価格です。
スタート地点の街ルクラでもこれくらいの値段がするので、
標高が上がれば、少しずつ値段も上がっていきます。

飲み物は、
紅茶(ミルクなし)1杯50ルピー、
ミルクティ1杯60ルピー、
ホットチョコレートやホットレモン、ジンジャーティー等1杯60ルピー、
ミネラルウオーター1本100ルピー(標高が上がると、最大250ルピー程度)、
ビール350ルピー、
外人好きなコーラやスプライト1缶250ルピー、
タイから輸入のフルーツジュース200ルピー、
これくらいが最低ラインで、これも標高ともに上がっていきます。
お湯1リットルはだいたいミネラルウオーターの価格と変わりません。
山での水は貴重です。

とこんな感じなので、けっこう高くつきます。
私らは平均1泊あたりそれぞれの宿で4000ルピーぐらいを
部屋代込みで使いました。
となると、3500ルピー以上が食事代です。
1人3食×2人分なので、1人あたりの3食平均は1800ルピーぐらい。
以外とかかるのが飲み物代です。
というのは、トレッキングは通常午後早めに次の目的地に着くので、
午後のほとんどは、ロッジのダイニングルームで
本を読んで暇をつぶすぐらいしかやることがありません。
外は寒いし、中のダイニングルームも夕方になるまで暖炉に火がつかないので、
暖かい飲み物で暖をとるしかすることがないのです。
なので、以外と飲み物代がかかります。

宿にとっての利益もこの食事代ですし、
食べる&お茶するくらいしかすることもないので、
ここをケチると精神的にしんどいので、
食事&飲み物予算は、余裕を持たせた方がよいでしょう。
同じような単調な食事が2週間続くので、
どうしても贅沢して缶ジュース飲みたくなりますし、
夜ごはんもスタートが早い(6時とか)ので
時間を持て余し、食後にはアップルパイにお茶もしたくなりますし
ということで、ケチらずに気前よくここはお金を使いましょう。

私たちは、かなり気にせずに飲み食いしたほうなので、
(下山時には、夜ごはん前には
ポップコーンにビールをしょっちゅう飲んで、ヤクステーキをかなり食べてました)
今現在での1日あたりのマックス予算は、私たちくらいと思っておけば、
きっとけっこう現金が残って、
カトマンズでのお土産ショッピングに回せるのではないでしょうか。

あと高度に順化するために2泊するナムチェバザールとディンボチェには
パン屋&カフェがあります。
暇なので、けっこう入り浸っていた私たちですが、
だいたいシンプルなドーナッツで100ルピー、
アップルパイやケーキで350ルピー、
シナモンロールが250ルピーぐらいです。
特にナムチェバザールのパン屋カフェは、ヤクチーズのピザもあるので、
ピザの竃のおかげで、部屋が店内が暖かく、
1日に何度もお茶をしに行ってました。

あ、飲み物で、ルクラやナムチェバザールのカフェでは、
エスプレッソ系のコーヒーもあります。
だいたいラテで250ルピーと、先進国のスタバ並み。
(ルクラには、なんちゃってスタバだってあるのです。もちろん偽物)
が、味は、紅茶1杯の5倍もするのに、
とってもとっても美味しくないのです。
なので、話のネタに1度チャレンジすることはありですが、
ネパールでエスプレッソ系のコーヒーの美味しさを求めるのは
カトマンズ含め、止めておきましょう。
エスプレッソマシーンはありますが、
バリスタとしてのテクニックがありません。
美味しいエスプレッソ系コーヒーは、
豆とエスプレッソマシーンとバリスタのテクニックが揃って
初めて飲めるものですから。

ナムチェバザールは、完全に観光客が2泊する暇を持て余すための
ニーズに特化している街なので、お買い物をしたり(お土産やアウトドアギア)、 
マッサージをしたり(アーユルヴェーダとチベットマッサージの
それぞれのお店があり。1時間共に1500ルピーから。安い。
私は初めてチベットマッサージにトライしました。
また詳細は後述します)と、意外とお金、使えちゃいます。
なので、また話戻りますが、現金は余裕をもっておきましょう。

ホットシャワーは別途後述しますが、
1回あたり300ルピーが相場のようです。
が、毎日浴びる気分には寒すぎてなりません。
デジカメ等の充電は、1時間300−500ルピーぐらい。
このへんをケチる人はいないと思いますので、余裕をもたせて。
私たちは、替えの電池なしで確か1、2回しか充電しませんでした。
i phoneをi podとして使用している人たちは、毎晩のように充電してました。

Wifiに接続できる宿も多いので、この辺は確か1分10ルピー計算くらい。
一番標高の高いゴラクシェップの宿で1時間1000ルピーでした。
ヨーロピアンのトレッカーは結構みんな使ってました。

4 その他
これ以外のコストは、ルクラまでの飛行機代とか
トレッキング許可書取得代とか、
あまガイドブックに書いてあったり、
ネットで簡単に拾える情報ばかりです。

<まとめ>
現金は、余裕を持たせて計算しましょう。

ガイドブックのコストよりも安くあがることはほぼないかと。
むしろ情報が古くて、追いついていない感があります。

ヘタに値切らずに、豊かな先進国から来ている観光客として
きちんと現金を地元に落とし、彼らの将来をサポートする
エシカルな旅行をしましょう。
ポーターの仕事などを見ていれば、自然とそう思えるはずです。

登山時に現金を入手できるのは、ナムチェバザールが最後です。

何があるか分からない辺鄙な場所(特に途上国)では、
米ドルの現金に余裕があると、精神的な保険に。

ネパールの物価を考えると安くはないですが、
それもこれも厳しい環境でサービスを提供するためのコストかと。
それでも1人で50キロ近い荷物を運ぶことを事としている
ポーターを見て(車道がないから、人間がトラック状態に)、
人の尊厳や価値を考えると、
対等な対価を払っているとは思えません。
そういった意味では、まだまだ価値的には安く楽しめますが、
それは多くの人のあまりに低賃金なコストによって
実現されているような気がします。

だから、現金をケチらずに落としたいなーと思っています。
また次回出かける時も、もちろん。
パートナーはすっかりとヒマラヤに魅せられて、
もう来年のトレッキングを口にしています・・・。
私は、カトマンズのチベット寺院の短期瞑想コースに参加でいいかな・・・。

次回のレポートでは、
私たちのような山登り&アウトドア初心者が悩む準備品について。
です。
by sydneybeachboys | 2011-11-15 19:26 | ちょっと旅