人気ブログランキング | 話題のタグを見る

これで洗剤いらず

本日きれいに晴れ渡ったシドニー、
野外イベント日和です。
昨夜ゲイのインディークラブイベントで
永遠の80年代ダンスミュージックで2時過ぎまで踊り、
起きたらすでに10時半だったので出遅れましたが
それでもお昼前にエコイベント「Live Green」に
出かけてきました。

とりあえずまずはお昼ごはんということで
屋台レストランなのにピザ釜がある
オーガニックピザ屋さんをトライ。
やっぱりちゃんと釜で焼きたてはおいしいです。
その後はブラブラと各種ブースをそぞろ歩きます。

いくつか気になるブースが並ぶ中、
立ち寄ってパンフレットをもらった傾向から、
いま自分らが気になるのはどうも以下のキーワード。
「エコ住宅」「コミュニティガーデン」「エコトラベル」。

エコ住宅系は、自分らがお家探し中で、
購入後リノベーションを視野に入れていることもあり、
リサイクルもしくはプランテーション木材のフローリング、
水の使用量が圧倒的に減るトイレ(意外とお手頃陶製品で560ドル程度)、
環境に優しいペンキなどのブースです。

コミュニティガーデン系は、
あるコミュニティ団体が、ロゼールにCity of Sydney住民の
コミュニティファーム(農園)を作ろうとしているようで、
それが気になり、登録してきました。
やっぱり都市中心部に住んでいると
野菜や果物を育てられるお庭を持てる人は限られますから。
土に触るって、気持ちいいですしね。
園芸が気になる年頃に達したと言うことです。
あとはいろんな人たちと一緒に作物を育てるというのも楽しいかと。
園芸がやりたいだけなら、毎週末パートナーの実家に通って、
実家の裏庭に畑を作ればいいだけですが、
地域の人と一緒に耕すことに意味があるのです。

エコトラベル系は、
ガイドと一緒に出かけるネイチャーツアーや
NGOの植林や森林保護活動をサポートするツアーなど。
タスマニアで自然を歩く楽しさをちょっと感じてから
このへんも気になります。
昔からビーチに出かけると、潜ったりして、
またはビーチに落ちているゴミを拾って帰るタイプの人間なので。
毎週末シドニー郊外の国立公園で活動しているNGOもあったりと、
一度参加してみようと考えています。
木を植えたり、雑草を抜いたり、遊歩道の整備をしたりするようです。

色々と環境に優しい製品を紹介中のブースコーナーで
「洗剤を使わずに洗濯できる」の宣伝文句が飛び込んできました。
パートナーに「ほんとうかね?」By日本語に言ってみると
いきなり女性の声で「本当です」と。
「えっ?」と思っていると、ブースのスタッフの1人が日本人女性。

そもそもこの製品、日本では生協や東急ハンズなどでも販売中の日本製。
その名も「洗濯専花」。日本では10年以上の販売実績とのこと。
セラミックの力で水の分子を細かくし、水をイオン化することで
汚れを繊維からはぎ取る・・・らしいです。
詳細は、製造元ウェブサイトで。
http://aquatheraphy.com/sentakusenka/

オーストラリアでは「envirodisc」という名で販売中、
この国での販売元は、どうも日系のコーディネート会社のようで、
新ビジネスということでこの製品を輸入、販売することにしたそうです。
どうりでスタッフが日本人の方だったわけです。

洗剤と併用してもOKとのことで、その場合は使用する洗剤の量も
通常の4分の1で大丈夫のようです。
さらに繰り返し使えて寿命は500回(フロント式の場合)。
生活排水の心配も減りますし、洗剤代もかからない、または減る
ということで、使わない理由はありません。
あっさりと60ドルで買ってみました。
(日本では5000円以下で買える模様)
そしてお楽しみの実験タイム。
60ドルがただの気休めで終わるかどうかです。

もちろん無臭なので、洗剤の残香がなく、
本当に汚れが落ちたかどうか、どうも不安ですが、
汚れいてたランチョーマットもきれいになってますし、
Tシャツに付いていたジャムのシミも消えいたので、
これはどうも本当っぽい。
洗剤の香りがしないときれいになった気がしないって、
ケミカルな歯磨き粉を使って、
口の中がスースーしないときれいになった気がしないという
感覚に似ていると思いました。
本当に汚れが気になるときには、洗剤を併用すればいいだけですし。

排水も心配せずに60ドルで買っておけば、
3日1回の洗濯なら2年以上洗剤を買いに行く心配もなし。
洗剤って、何度すすいでも繊維に残っているらしいので、
敏感肌やアレルギーの方にも!とチラシには書いてあります。
殺菌作用も強いようなので、そのへんも安心です。
超オススメな気がします。
まだ一度しか使っていませんけど。

オーストラリアでは、まだまだ売り始めたばかりで
ネットのみで展開中。
www.envirodisc.com
質問も日本語でどうぞとのこと。素敵です。

先日オーガニック関連の展示会に出店し、
かなりの興味を持ってもらえたようなので、
今後オーガニックスーパーを中心に
お店でも買えるようになることでしょう。

楽しくて、知識もゲットできて、
ピクニックもできてのこのイベント大好き。
こういったイベントを開催するCity of Sydney好きです。

願わくは、ここ数年ずっと言われている
自転車専用道路を早く導入してほしいこと。
City of Sydneyの市長は、無所属で
こういった環境保護やゲイサポートなど
すごくリベラルで大好きなんですが、
彼女が批判される理由のひとつに「口だけ」があります。

確かに自転車専用道路の話は何年も前からあるものの
どこも実現してません。
この国では自転車は車道を走らないと行けないので、
正直怖くて長い距離は走れません。
近所程度でしたら、裏道を中心に
私はチャリで歩道を走ってますが。

自転車に乗っている人たちも、
みんな「お前は競輪選手か」みたいな気合いの入れよう。
我が犬をカゴに入れてママチャリのようにシドニー市内を
走り回るなんて夢のまた夢。
これがヨーロッパみたいになれば、
もっとチャリンコ乗り回せるんですよね。
シドニーみたいな街のサイズが小さい都市では
チャリは大活躍してくれるはずですから。

来年のこのイベントの開催までには
コミュニティファームでの園芸と
自然保護のボランティアを始めていたいです。
# by sydneybeachboys | 2008-08-17 16:27 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(8)

Sneaky Sound Systemニューアルバム祝

最近ダンスミュージックで勢いのあるバンド輩出中の
オーストラリアで、
一番メジャー、そしてUKでもブレイクしそうな
バンドSneaky Sound Systemの2ndアルバム
祝!本日発売です。

バンドの詳細は、こちら。
http//www.myspace.com/sneakysoundsystem
新曲も聞けちゃいます。

HMVやヴァージンで買うと、
リミックスCDがおまけでついてくるらしいので
明日買いに行ってみるつもりです。
来週の土曜日にはライブにも行ってきます。
これで見るの3回目。踊れてすごく楽しいんです。

あとこのヴォーカルのお姉ちゃんとか
なんか近所に住んでるっぽいんです。
パートナーも目撃してます。
一度ゲイイベントでこのバンドがゲストで登場したときも
フツーにタクシーに乗って会場入りしてました。
そんなところにも親近感を抱きつつ、
ビッグになってほしいような、
このまま手の届くところにいてほしいような。

今日の新聞の新譜レビューでも「踊れることまちがいなし」の
太鼓判のニューアルバム。
ぜひ、ぜひに。
オーストラリアに遊びにいらっしゃる方も、
オーストラリアのポップ&ダンスミュージックの思い出にぜひ。

PS 後日談
さすがオーストラリア。
特別リミックスCD付きを買いに行こうとお店に出かけると
「まだ全店入荷してません・・・」。
売る気まったくないですね、これ。
# by sydneybeachboys | 2008-08-16 21:30 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(0)

何気にAFLが気になります

野球大国に生まれたのに、
何人でプレーするのかも知らない私が、
ちょっと気になるスポーツ。
それはAFL(Australian Football League)。
ラグビーの変形みたいなもので、
ラグビーとサッカーとバスケを足してごちゃまぜにした感じ。
ルールがよくわからないので、勘です。

スポーツ観戦にまったく興味をもったことのない私が
AFLがついつい気になって試合中継をテレビで見てしまう理由、
それは点が決まったときの審判の合図が、まるでゲッツ! 
名前忘れましたが、一発ギャグで有名な
あのゲッツなんです。それもすごい真面目な顔で。
それがおもしろくて、おもしろくて、
ハマってます。最近。
点が決まるたびに、TVを見ながら大笑いしていたら
「あなた、ポット(マリファナ)でも吸ってるの?」と
パートナーに言われました。
吸ってませんが、私にはおもしろいんです、すごく。

「これは試合場も近いし、ライブで見に行きたい」と思いきや、
今シーズンも残すところあとわずか、
そしてシドニーのゲームは今月末あと1回のみということで
チケット売り切れでした。残念。
来シーズンは見に行ってみます、チケットも安いですし。
まずはもうちょっとしっかりとルールを理解することからですが、
一番のお目当ては審判のあの決めポーズですから。

ラグビーが有名なこの国ですが、
実はこのAFLとやらの方が人気あるらしいです。
ふつうのラグビーよりスピード感があって試合展開が早いので、
ルールがわからなくても楽しめます、けっこう。
ってことは、たぶんハマると楽しんでしょうね。
みなさんも審判の動きに注目です。
でもあれがツボなのは、私だけかもしれませんが・・・。

今晩は久しぶりにエクササイズ。
インディなゲイクラブイベントに
踊りに行ってきます。
どうしても冬は代謝が悪くなるので、
踊って血行よくしないといけませんから。
# by sydneybeachboys | 2008-08-16 21:04 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(6)

オペラオーストラリア来年のプログラム

どうも本日の新聞にオペラオーストラリアの
来年度のプログラムが挟み込まれてました。
というのも朝起きたらダイニングテーブルの上に
新聞とともに置いてあったので、
だから「どうも」な訳です。

来年はオペラデビューにはもってこいなシーズンのはず。
というのも、私みたいなオペラ初心者には入りやすい演目が
たくさんあるからです。

誰もが楽しめるオペラと言えば、プッチーニ作。
代表作の一つ『蝶々夫人』、来年やります。
ミュージカル『ミスサイゴン』の元ネタで有名ですね。
それもオーストラリアイチのソプラノ歌手シェルリ・ベーカー。
私的には、お気に入りの韓国人の子にやってもらいたかったのですけど。
またそのお気に入りの韓国人の子は、
こちらも名前ぐらいは聞いたことのある
モーツアルトの『魔笛』に登場。私ストーリー知りませんが。
でも行きます。
あとはこれまた有名なヴェルディの『アイーダ』。
25年ぶりの新プロダクションで登場です。
そしてプッチーニブレイクのきっかけとなった『マノン・レスコー』。
これもシェルリ・ベーカーが主役のマノンを演じます。
知りませんでしたが、この演目、
ストーリーはすごく昼メロ。
最後にマノンは、フランスの植民地新大陸ルイジアナに
娼婦として売られていくのです。これぞプッチーニ。
で、もちろんお約束の通り、死ぬはずです、最後。
そしてセットは最近のオペラオーストラリアではめずらしい
大きなカツラにバロックなドレス(ドラッグクイーン風)な
クラシックなプロダクションなので、これもマスト。

とオペラビギナーにも楽しめる演目たくさんの来年。
複数の公演をセットチケットで購入した方が割引になるので、
パートナー、パートナーのお父様とともに行くつもりです。

てっきりドメインで開催の無料オペライベント、
『蝶々夫人』か『アイーダ』かと思いきや、
ほとんど誰も知らない『カヴァレリア・ルスティカーナ』Byマスカーニ。
誰それ、何それですが、無料ですしね。
来年は1月31日開催です。行きます。

ちなみに私のようなオペラビギナーが、
オペラを楽しむコツですが、

1 ウィキペディアで事前にストーリーを学んでおく
2 とりあえず聞いたことのある歌があるオペラを選ぶ
3 プッチーニ作品を選ぶ
4 セットがいろんな意味で豪華そうなものを選ぶ

だと思います。
そしてツッコミを入れながら鑑賞する。
これです。
昔はオペラなんて、今のポップミュージックみたいな
位置づけだったはずなので、小難しくなくて、
バカバカしいほどにシンプルで分かりやすい登場人物たちが
登場しますから。
なのでオペラ、食わず嫌いでなくて、
シドニーならそんなにお高いチケットでもないので、
出かけてみていただけると、すごく嬉しいです。
# by sydneybeachboys | 2008-08-16 12:28 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(4)

シドニーいちおいしいとんかつ発見

本日仕事帰りにパートナーとデパートDavid Johnsで待ち合わせ、
閉店間際(6時閉店ですから)にお父様のお誕生日プレゼント
薄いブルーのスプリングセーターを購入。
その足で新しいレストラン開拓ということで、
ワールドスクエア内にある比較的新しい日本レストラン「MISO」
に出かけてみました。

ここは基本的に定食レストラン。
すべてごはん、お味噌汁、ちょっとずつのお惣菜が主菜に付いてきます。
お値段が15から17ドルとこの街ではリーズナブルな価格帯。
オーナーは、シドニー市内にいくつかの日本レストランを展開する
日本人とそしてたぶん中国人のジョイントベンチャー。
明るくポップなインテリアはファミレス&チェーンカフェっぽい感じで
店員さんの日本人のみなさんはとっても親切で
この価格帯とは思わせない対応でした。

パートナーは焼き魚定食、そして私はとんかつ定食。
フリーレンジの豚ちゃんということで気になった次第です。
私たち、とんかつけっこう好きでして、
いろんな日本レストラン(日本人経営からその他国籍経営まで)
食べてきましたが、ここのとんかつがシドニーでベスト。
お肉が薄かったり、衣がしっかりのっていなかったり、
油っぽかったり、油が汚かったりと
なかなかおいしいとんかつに出合えないシドニー。
しかしここは、お肉の厚みも合格、
衣の付き具合も揚げ具合も文句なし、
そしてフリーレンジポークは、もちろんおいしい。
これが定食で15ドル(17ドルかも)はすごいお得。
パートナーは「ごはんの炊き具合もおいしい」と言ってました。
お味噌汁だけがMSGに敏感なパートナーは「???」のようでしたが、
私はそこまで気になりませんでした。
MSGというよりも、たぶん某だしの素ブランドの味かと。
ま、それも言ってみればMSGですけど。

ほかにもお刺身定食とかお弁当系やどんぶりセットも
かなり豊富にメニューにあるので、
しばらくはここに日本食は通い詰めそうな気がします。
お昼にはお弁当もあるとのこと。
オフィスが近い人はいいですね。羨ましいです。

おいしいとんかつをシドニーで手頃にいただきたい方、
ぜひ「MISO」へ。
予約なしでもOKそうですが、7時過ぎたら
けっこう店内埋まってました。
# by sydneybeachboys | 2008-08-13 18:49 | 日々の暮らし(シドニー) | Comments(10)